皆さんこんにちは!京商SS開発担当の浜崎です。
今回は、ファントムEP 4WDのオプションパーツのテストの様子をお届けします!
まず最初に、皆さんには大変長らくお待たせしてしまっていて申し訳ありません。
5種類ある開発中のファントム用オプションパーツの中でも最も試作に難儀してしまったカーボンシャフトがようやくテスト出来る様になったので、早速地元厚木に有る「神奈川レジャーランド厚木店」のインドアカーペットコースに行って来ました!
今回は短時間で多くのデータを取るため私一人ではなく松本選手にも手伝ってもらいました。
このシャフトだけでノーマルから14gの軽量化が出来ます。
80年代当時は皆さん軽量化に励んでいたのを思い出しますね。
さて、サーキットに到着したら早速受付で3時間パックを申し込みます。
松本選手はここで走らせるのは初めてとの事なので、私が走らせているタイヤ径などの情報を伝えて早速練習・・・ではなくテスト走行へ!
ちなみに、タイヤ径はフロント42.5mm/リヤ47mmで、車高(地上高)は前後とも約3mmです。このコースはグリップ剤不可ですので、タイヤ径が重要なセッティング要素になります。
さて、松本選手の方はと言うと、いきなり全開走行は出来ないものの流す感じで走っていくうちにタイヤがなじんできました。
このコースは走り始めはやや滑る感じがしますが、2分くらい経つとグリップが上がってきます。
前回は、アスファルトのサーキットで走行したままのセッティングでしたので、舵角を合わせて徐々にペースアップしていきます。
3パック目くらいの走行でかなりペースが上がってきました。
正確に測ってませんが、私のタイムはだいたい1周10秒前半くらい、松本選手が9秒後半くらいな感じです。さすがに速いですね。
ホントに今日初めて走らせたんでしょうか??
何度かフェンスにぶつかったり(主に私の車が・・・)ひっくり返ったりしながらテストを進めてあっという間に3時間が終了。私のテスト車も松本車もカーボンシャフトには傷や割れなど無く、無事にテストが終了しました。
今回、カーボンシャフト以外にも、手持ちの中に以前販売していたプラズマファイトコントロールタイヤが有ったので、それもテストしてみました。
グリーンのストライプがプラズマファイトコントロールタイヤの証しですね。
ノーマルタイヤは上記タイヤ径で若干クイックになるので、送信機のステアリングエクスポを少しマイナス(-5~-10程度)にすると走り易くなります。舵角は60%くらいです。
クイックなのが苦手という方は、前後タイヤ径の差を変えるセッティングがおススメです。
前後タイヤ径の差を4mm以下にすれば若干アンダーステア気味になり、前後差を5mm以上にすると結構クイックになってきます。
上記のフロント42.5mm/リヤ47mmは差が4.5mmなのでややクイックです。
思った以上に特性が変わるのですが、一度小さくしたタイヤは元に戻せないのでご注意を・・・。最初はフロント44mm、リヤ48mmくらいが良いかも知れません。
そして、掘り出し物のプラズマファイトコントロールタイヤは開封から数年経っていたのでどうかな?と思っていましたが、新品当時よりもフロントタイヤが少し硬く、適度に安定する感じが有ります。古いタイヤですが、まだ使えるようですので持っている方は是非お試しください。
松本選手が知らないうちにテストしていた他社のスポンジ系タイヤ(ゴム系ではない素材のタイヤです)は、本人曰く「グリップ剤を使わないと厳しい」との事でした。私はそのタイヤでの走りを見ていませんが、松本選手がこっそりテストしてこっそりしまってたので、良くなかったんだろうな~と思います。
とりあえずここのコースではノーマルタイヤで十分遊べそうです。
このサーキットでは、安全のために各ピットテーブルにLiPoバッテリー充電用のセーフティバッグが常設されていて、その中にバッテリーを入れて充電を行なうというルールになっていて、とても親切で安全に配慮されています。
松本選手のピットはこんな感じです。備え付けのセーフバッグにGensaceのバッテリープロテクターを併用して万全の体制です。
今回テストしたEFW002カーボンシャフトは、出来るだけ早く発売できる様にがんばります!
皆さん、もう少しお待ちください。
11月になってすっかり肌寒い季節になってきましたが、皆さん引き続きコロナへの対策をしっかりと行なってRCライフを満喫しましょう!
では。
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