皆さんこんにちは。ミニッツ開発担当の石川です。
毎週月曜日はミニッツの話題をお届けしています。
今週の週刊ミニッツ通信では、レディセットのステアリングのニュートラル(中立)を車体側(シャシー側)で調整する方法を説明しています。
調整方法はKT-531送信機が使えるモデルであれば全て同じです。
まずは岩崎リーダーの説明をご覧ください。
少し補足しますと、マシンが真っすぐ走らない時、普通は送信機のステアリングトリムで調整すると思います。
しかし、実はステアリングトリムを大きく回して調整すると、なんと!! 左右の舵角のバランスが左右で異なってしまうのです。
例えば、右にトリムを回した時にマシンが真っすぐ走るようになったとすると、右側の最大舵角が減ってしまい、逆にステアリングホイールを左に切った場合には、マシンの舵角は早めに最大となり、ステアリングフィールがクイックに感じられます。
車体にはポテンショメーター(ボリューム)が搭載されていて、この回転角度からステアリングの切れ角を割り出します。
しかし、ポテンショメーターは消耗するので、使っているうちに同じ回転角度でもマイコンに送る電圧が変化してしまうのです。
そうするとマイコンはステアリンの位置を誤認識して、結果的にニュートラルの位置が少しずつズレてしまいます。
そこで、岩崎リーダーが説明した方法を使って真実のニュートラル位置をマイコンに記憶させるということになります。
ステリングホイールの角度に対して、左右の曲がり方が違う場合、左右のステアリングフィールが片側がクイックで、もう片側がマイルドという場合、そんなときには是非お試しください!!
そして、実は送信機にも2つのポテンショメーターが使われています!!
1つはステアリングホイールの角度を検知するもの、もう一つはスロットルレバーの角度を検知するものです。
これら2つのポテンショメーターも送信機を使っていると徐々に消耗してマイコンへ送る電圧が変化してしまいます。
ですから、送信機も電池を交換するのと同じタイミングでリセットすることをお勧めします!!
下記のURLからMINI-Z FWDの説明書をダウンロードできます。
※画像をクリックいただくと、ページに移ります。
KT-531のリセット方法を24ページで説明しています。
2月に入り全国的に新型コロナウイルスの新規感染者数が減っていて、とても嬉しく思います。
しかしながら、まだまだ気は抜けません!!
ワクチンの効果と相まってイベントを早期に再開できることを願っています。
新規感染者数が減っている地域の皆さんは、密にならないように気を付けてお楽しみください。
緊急事態宣言が発出されている都道府県の方は、もうしばらくはお家でミニッツ!!
一緒に頑張りましょう♪♪
本日の担当は石川でした。
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