前回のブログでGPオンロード系の記事を書きましたが、その勢いもあり4月は2回ほどサーキットに走らせに行ってきました!
さらにエンジンまで買ってしまいました。
やっぱりGPオンロードは面白いです。
RCカー開発担当の宮崎です。
冒頭でGPツーリングのことを言ってますが、今回は電動オフロードネタです。
4月は旧北足柄中学校で開催された走行会(電動)に行ってきました。この時点で緊急事態宣言が解除されたのと陽気が外遊びに最適だったこともあり85名ほどの参加者がいました。
いつもは集合写真をお願いしているのですが、密集を避けるため今回は無しです。
自分はいつものスコーピオンとラリーで参加です。
フリー走行の時間は主にラリーのデフを中心に色々と試してみました。
もう間もなく発売されるFAZER用のボールデフです。
ちょうど記事を書いている時に製品サンプルが入荷してきましたよ。
去年からオンロード・オフロードといくつかのサーキットでテストをしましたが良いものが出来たと思います。
ラリーに使った場合は、特にギャップがある土の路面でメリットが生きてきます。
ボールデフはギヤデフに比べトラクション抜けが少ないのが特徴です。
具体的には多少車が跳ねて左右のタイヤの接地圧が変わっても車を前に進めようとする力が強いため挙動が安定します。
また車を前に進めようとするのでラップタイムの短縮にも貢献します。
もうひとつのメリットが、ギヤデフの場合は入れるオイルの組み合わせがたくさんあるためセットを決めるまでが大変ですが、ボールデフは1セットで済むので悩みがひとつ減ります。
こうやって試すのは一苦労ですよね。
残念ながらデメリットもあります。
ギヤデフに比べるとメンテナンスサイクルが圧倒的に短いことです。
構造上遠心力によってグリズが飛散しやすかったり、外部からのゴミの進入により動作が悪くなるといった症状があります。
ここまでオフロードを中心に話しましたが、もちろんオンロードでも効果はあります。
まず重量が1セットで約14.5g(1台分で29gも!)ギヤデフより軽いのです。
回転する部分が軽量化されるので加減速で効果を体感できます。
実際サーキットではコンマ数秒もラップタイプが上がりました。
性能的には絶対オススメしたいですが、実際はこまめなメンテナンスが必要と手間もあるのでご自身の遊び方に合わせて選択してくれたら良いと思います。
さらにこんなことも試しました。
デフのリングギヤは標準が40Tですがこれを以前販売していた38Tに交換しました。
これにより2次減速比が変わりフロントに装着すると前掻き、後ろに装着するとケツカキになります。
で、早速走らせてみましたが、ケツカキはドリフト車で定番となってますがオフロードで走行させると操縦不能になります。
でもドリフトと同じようにジャイロで抑え込めばカウンターをあててカッコイイ走りが出来るかもしれないですね。
次に前掻きにしてみると運転が超簡単になりました。
こちらの方が現実的ですね。
まぁ予想通りの結果でしたね。
このパーツは現在廃盤なので参考程度に留めてください。
すごいメリットでもあればパーツ化を考えてたのですが・・・
でももうちょっとやり込んで遊んでみます。
おまけ
足柄走行会のスナップ写真です。
ジュニアクラスのスタートシーンです。
いろんなジャンルの車でバトルです。
2WDクラスのスタートシーンです。
相変わらず台数が多いです。
当然1コーナーはこうなりますわね。
4WDクラスのスタートシーンです。
こちらも台数がすごいことになってます。
砂ボコリをあげて迫力あります。
ラリークラスのスタートシーンです。
今回は参加台数がちょっと多いですね。
レースの方は、1回目は1コーナーでクラッシュし撃沈・・
2回目はしっかり獲らせてもらいました。
このジャンル、今一番好きです。
SCクラスのスタートシーンです。
ウイリークラスのスタートシーンです。
スコーピオンクラスのスタートシーンです。
今回は青いカゴが操縦台として設置されていました。
砂ボコリの飛散を抑えるために水を撒いてます。
すぐ乾いてしまいますが、一瞬グリップが上がります。
ありがとうございます。
フリー走行は異種格闘技戦。
スコーピオンで最新モデルに挑みます。
マイカーの横にピット設置で準備&片づけが楽チン。
ここでお知らせです。
今回紹介した走行会ですが、都内に緊急事態宣言が発令されたこともあり5月の開催は中止となったようです。
自分も準備していただけに残念ですが、次回開催を楽しみにしましょう。
では!
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