RCカー開発担当の宮崎です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
さて、今週から年度も変わり新しい生活を始めた方もいると思いますが、頑張っていきましょう。
では、京商カップネタでも……
3月に京商カップファイナルが終了し、新たに2017年度に向けたレギュレーションのまとめが終了したので、そろそろwebにアップされると思います。
もう少々お待ちください。
先にピュアテンクラスのところで大きく変わったところを言ってしまうと、重量規定が追加になりました。
燃料、ボディを含む走行可能な状態で1,650g以上にする必要があります。
このとき、レース前に貸し出す計測ポンダーは除きます。
この2、3年の動向を見ているとトップレベルの車はEPカー用のミニサーボを搭載し、低容量のリポバッテリーやチタンパーツを使用したりして軽量化を行っています。
彼らはタイムだけではなく、車重まで競っています(笑)
自分の把握している中でも最軽量な車は1,500gアンダー(燃料込み)というスーパーなものもありました。
個人的には創意工夫を楽しんでいるし、何より売上げに貢献と歓迎していたのですが、これに対抗しようとすると金銭面での負担も大きくなりレースに参加しようとしている方の敷居が高くなってしまうとの見解から規定を設けました。
京商カップユーザーを増やしていくためと、どうかご理解のほどをお願いいたします。
そして2017年度仕様を準備するのに最適な1台が静岡ホビーショーで発表されます。
ラバータイヤ仕様として販売されていたV-ONE R4sがマイナーチェンジし、V-ONE R4sⅡとして5月にリリースされます。
V-ONE R4 Evo.のバンパーとメカボックスはそのまま流用しました。
メカボックスは給油時に燃料をこぼしてもメカトラブルを防止してくれるので外さずに使用して欲しいところです。
横からのクラッシュにも対応してくれますしね。
そして、最大の特徴なのはショートダンパー仕様。
電動ツーリングカーのカテゴリーでは、もはやスタンダードな仕様ですね。
ダンパーは、今までのものよりケース全長で2mm短くなっています。
ただ、それではオイル室の容量が減ってしまうので、直径を1mm大きくして容量を確保しています。
V-ONE R4 Evo.のダンパーステーと比較したイラストを作ってみました。
かなりダンパーの取り付け位置が下がっていることが分かりますね~
重心が下がったことによって、運動性が上がること間違いなしです!
真正面からのショット
また、キット発売と同時にオプションパーツとしてショートダンパー専用スプリングもリリース予定です。
キット標準に対して、1ランク硬いものと柔かいものを準備しました。
GPツーリングのラバータイヤに合わせてあるのでお試しください。
その他にもキットにはラバータイヤに合わせたデフオイル、ダンパーオイルも付属されているので説明書通りに組立てを進めていけば、最初のセッティングに悩むこともないと思います。
また、駆動系もV-ONE R4 Evo.と同仕様になったことで、V-ONE R4sより強化されている点も信頼性がアップしています。
5月13~14日にツインメッセ静岡で開催される静岡ホビーショーでもV-ONE R4sⅡは展示予定であり、私も説明員として会場にいますので、もっと詳しく知りたい方はぜひ会場までお越しください。
0コメント