新年、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
昨年暮れに2022 KYOSHO CUPと2022 MINI-Z CUPのレギュレーションが発表されましたがご覧いただけましたでしょうか。
今年こそカップを復活して盛り上げたいと思います。
R&Dグループの古屋です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
さて先日12月5日に埼玉県飯能市のグリーンパークスピードウエイにて、延期となっておりました待望のファントムグランプリが無事に開催されました。
当日は高麗さん、松本さんはじめ懐かしい面々ともお会いできて、一日楽しくレースに参戦して参りましたが、今日はその様子をお届けしたいと思います。
尚、今日は選手に忙しく写真が少なめですが、なんとなんとあのラジコンもんちいさんがファントムグランプリに選手として参加してくださり、動画もアップして頂きました。
ありがとうございます、パチパチパチ・・・
私の足りないところが全て入っていますので是非、合わせてご覧ください。
ラジコンもんちいさん、動画撮影しながらの参戦ありがというございました。流石です、凄い・・・
28名の参加、とっても懐かしい方々も駆けつけてくれました。
米山君、北山さん、ありがとうございました。(笑)
編集長もありがとうございました~
会場には高麗淳一ギャラリーが設けられ、‘83年のチャンピオンカーと’85年のチャンピオンカー、そしてその後スイッチしたプラズマとアクシス、更に古いパーツを基調に新しいファントムの部品でレストアしたファントムExt、そして松本さんのご実家に有った当時物の初代ファントム4WDのパッケージが飾られ、参加者に懐かしんで頂きました。
今回のレース直後に高麗さんが35年ぶりにプラズマの当時物を走らせた様子がラジコンもんちいさんのHPに動画で紹介されていますので是非ご覧ください!
そのうちプラズマも復刻されるのかな?
グリーンパークスピードウエイオーナーの木崎様より『待望の大会がようやく開催出来ましたと』とご挨拶がありました。
もちろん木崎さんも選手として参加です、がっ・・・
高麗淳一選手の挨拶
14歳で全日本選手権に優勝した当時のエピソードが聞けました。
松本裕之氏の挨拶
全日本選手権2位4回の実績を紹介され・・・
伊藤拓也氏の挨拶
元KYOSHOサポートドライバーとして1/12電動レーシングのトリニティインポートからプラズマRa世代に活躍した伊藤拓也氏が伊藤ファミリーで駆けつけてくれました。
隣は長男の旭陽(あさひ)君。パパとお揃いの靴がとってもカッコいいですね~。
そして私も伊藤ファミリーと久しぶりにお会いできて感激。
御父上と母上様にはお昼に本格的なおいしい熱々のおでんを振舞って頂きました。
とても温まりました、ご馳走様でした。本当に感謝、感謝です。
(選手に忙しくて楽しくおでんの写真が無くてすみません💦)
奥様と母上様は拓也選手が走る度見守ります。羨ましいですね~
それにしても練習僅か数パックでいきなり速い速い。
数年のブランクを全く感じない速さです・・・
今回は前車検でKV値を図りながら2800KV付近に合わせて固定してマーキングするルールが採用され、モーターの回転はイコールコンディションが保たれて行われました。浜崎さん、前日の練習日からKV合わせ、ご苦労様でした。
ピニオンはMAX27Tで、タイヤ径は自由。つまりMAX回転は固定なので、ピニオンを最大の27Tでリアタイヤに最大直径のタイヤを使うと直線は一番速くなりますが、グリーンパークスピードウエイは傾斜(勾配)が付いている為、長いストレートは下りですが、ターンした後のインフィールドはほとんどが上りになります。KYOSHO勢は最終的にほとんど26Tのピニオンを装着していました。タイヤ径は個人差がありますが48~49mm位が多かったと思います。
レジェンド高麗さんは調整に余念が有りません。
SANWA M17もフルに使いこなしているご様子、普段実車のメカニックをされているのでメカニカル関係にも強いんです。
もちろんレーサーとしてはレース本番の集中力が凄くて、近くにいると物凄いオーラを感じます。
高麗さんの速さは今も健在です。
決して全日本みたいなピリピリ感ではないのですが、高麗さんも松本さんもレース直前はすっごく真剣です。やはりこのカテゴリーだけは遊びのレースでも譲れない・・・みたいな秘めたる闘志を感じました。
そしてレースの予選は5分の周回レースが3ラウンド。
何と高麗選手は1ラウンド、2ラウンド共にトップタイム、3ラウンド目はハブのネジが緩みタイムの更新は有りませんでしたが2ラウンド目のタイムで見事 TQを獲得!
高麗さんの正確なドライビングは今なお健在、素晴らしいです。やはりファントム愛が凄いんですね。(笑)
また予選ではラジコンもんちいさんもライバル視していた木崎オーナーに一歩届きませんでしたが見事Aメインに。一日動画を撮影しながら、レース参戦・・・お疲れ様でした。ありがとうございます。
ところで、前回記事にしたおススメの小径タイヤですが、まだまだ告知が足りず、レース後にそんなの発売してるの?と…
もう一度ご案内いたします。
袋から出してポン付けでちょうど良い径。。。サイコーです。
今回私と村井さんは、朝一で新品を付けて、練習走行から結局決勝までを1セットで戦いました。(決勝8分を走った後フロントが42.5mm、リアが48.5mmでした。)
Bメイン決勝8分レースは私と村井さんと共に13名で戦われました。
私はスタート序盤に絡んだ選手をすり抜けて3、4番手を走行していましたが、途中絡んでしまい大きく後退。いつも1/8バギーでお世話になっている幸田選手が危なげなくトップゴール。入れ替わりが激しい2位争いは2位に山智選手、3位に朝日選手。
3人様、参りました~、また勝負してください・・・(笑)
でも智さんとこうしてレースが出来て良かったよ~ ホント。
そしてAメイン決勝の15名です。
予選は高麗選手、松本選手のレジェンド2人に割り込んだのが飯塚さん(19歳)が予選2位にランクイン。なんと予選5分走ってトップの高麗選手に0.2秒差。そして青木選手も伊藤拓也選手を僅か0.8秒上回り予選4位にランクイン。若手の2人とレジェンド3人が決戦に...
夜勤明けでほとんど寝ずに参加して頂いた佐々木さんの走りも凄かったですよ~
Aメイン決勝のスタート直前。
15台並ぶと圧巻ですね。
Aメイン決勝がスタート。スタート直後は高麗選手が順調なリード。上位はゼッケン順。
しかし、高麗選手が2~3分で少しパワー落ちして2位飯塚選手が猛追。接近したまましばらく周回を重ねますが、5分30秒過ぎに高麗選手がゼブラゾーンでまさかの転倒。飯塚選手がトップに浮上。しかし2位松本選手が猛追し急接近。コース中央の丸コーナーで飯塚選手が大きく膨らんだ瞬間に松本選手がインを刺してトップに浮上、そのまま逃げ切りトップゴール。高麗選手も4位から追撃するも3位青木選手が持ちこたえ、レジェンドを交わして見事表彰台をゲット。
レジェンド高麗選手の未だ衰えない速さと、レジェンド松本選手の底力を目の当たりにした結果となりましたが、同時に飯塚選手と青木選手の若手2人の速さは素晴らしい逸材を感じたレースとなりました。
決勝の様子は是非、ラジコンもんちいさんの動画を見てください。凄いです!
私もとても楽しく参加させて頂きましたし、高麗さん、松本さんの健在ぶりがとてもカッコ良かったです。
また、ご参加頂きました選手の皆様、応援して頂きました皆様、そして開催して頂きましたグリーンパークスピードウエイ木崎オーナーの皆様に熱く御礼申し上げます。
次回は今回のファントムグランプリで優勝した松本さんのレースで走り終わった車両をご本人の解説付きで詳しくお届けしたいと思います。
今日はこれまで。
ではまた、次回をお楽しみに!
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