EPファントム 優勝車両を徹底分析!

R&Dグループの古屋です。

毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。


お知らせです!

本日2月1日(火)から2月7日(月)まで新宿マルイ本館で京商フェアが開催されています。


私も搬入に行って参りましたが、久しぶりの催し物にワクワクです。


やっぱりKYOSHOはド派手な事やらなきゃって改めて思いました。


ご紹介したい物がたくさんなのですが、今日の本題が飛んじゃいますので詳細は京商のオフィシャルページと現地の石川さんのフェイスブックを是非ご覧ください!


でも私の押しを1つだけ・・・ 

ズバリ、ジャジャじゃん! ハコスカです。

これは絶対に買いですよ~ 三村さん!

KYOSHOのスケールボディもここまで来たかって思いました。


ミニッツに負けじと片野君の成果も感じました。


プラのメッキグリルもですけど、プラでオーバーフェンダー作っちゃったのは凄い!


ついつい私がマニア目線で語ってしまいましたが発売が待ち遠しいですね~





竹内さん、ミッド、お待たせしました~





さてさて、前回のファントムミーティングのレポートをお届けしましたが、今日は予告通りに優勝した松本さんの車両を、ご本人にインタビューしながら車両の隅々まで詳しくお届けしたいと思います。


優勝したのはどんな車なんでしょうねぇ~太田さん。

それでは松本さんの登場です。

パチパチパチ・・・

まずはファントムグランプリ優勝おめでとうございま~す。


予選は高麗さんにTQを持って行かれましたが、決勝は見事に逆転して勝利を収めました。

さすがですね~


ではまず初めに松本さんにポイントをお聞きしてみました。

まずギア比は、ピニオンは26枚。前日までにいろいろテストしましたが一番安定していたので決めたとの事。

ボディのマウント穴は思いのほか大きいです。とにかくボディには配線類とかが何も干渉しない様に、かつボディはカタカタする位大きめの穴をあけています。

フロントもリアも大きめの穴をあけています。

ボディとシャシーの干渉ですが、結構すれすれを交わしています。

ボディのサイドをめくりあげるとコネクターがぎりぎりあたらない様に・・・


後ろから見るとモーターとESCを繋ぐ線は中央にまとめています。

リアボディマウントにはピンの上にP6 Oリングを乗せています。

そして気になるタイヤ径は、予選はフロントは43.5mm。リアは50.0mm。6.5mm差。

決勝はリアを0.5mmほど大きく(小径タイヤの新品状態が約50.5mm。)して使用。

前後差7mmと、少し2WD寄りのセッティングで使用したそうです。


グリップ材(激グリ)は前日までの練習では使ったり使わなかったりテストしましたが、あまりタイムに影響しなかった為、レース当日は一切使わなかったとの事です。

決勝8分レースを走り切ったタイヤの径を測ってみました。

右フロントが42.7mm。


左フロントが42.5mm。

右リアが49.2mm

左リアが48.9mm



ウイングは少し高めが好みとか。


結構角度は付いています。ボディを外したシャシーにウイングを取り付けて真横から撮影してみました。


メカプレートの前のM4ボルトの締め込みはとても緩めに心がけている。締めすぎるとバタつくので要注意との事。

またクラッシュ時に透明のワッシャーが割れてなくなっている事があるので、こまめに確認が必要とか。サーボセイバーのテンションは弱く、あまり締め込まずに使用しているとの事です。

デフギアは説明書の通りにとてもスムーズに回転する感じ。手で勢いよく回すと結構回ります。


同僚の私も驚くぐらい松本さんの車はセオリー通りで、特別な事が少なくてネタに困るぐらいですが、一つ私が驚いたのはリアアクスルの左右のガタが多い事。

タイヤを掴んで右に寄せます。


ヘックスレンチでライドハイトアジャスターを左に押すとガタ分がせり出します。


写真で結構せり出しているのがお判りいただけると思います、約0.2~0.3mm程有ると思います。

つまり左右にカタカタ動きます。


松本さん曰く、これは1/12はリアのグリップ感が上がる感じがするので、以前からここにガタを設けて組み立てるのだとか。

私はガタを最小限にスムーズに心がけているので驚きです・・・


次回試してみよ~

そうだ、ミニッツでも試してみよっ。

松本さんに決勝のレース運びを振り返ってもらいました。決勝レースは3番グリッドからスタート、序盤は少し出遅れてトップ高麗さんに少しリードを広げられたが、後半勝負を信じて集中力が途切れない様に心がけ、徐々に差を縮めて高麗選手がゼブラゾーンで転倒して後退した時に勝負に出た。全てうまく冷静なレース運びが出来た、最後まで集中が途切れなかったのが勝因と語ってくれました。

やはり松本さんの8分間レースの集中力は只者ではなく、ファントムと共に未だ現役で戦うレジェンドだと改めて感じました。

次回は見事予選TQを収めた高麗選手の車両を詳しくお届けしたいと思います。
ご本人から分解しても良いと許可を頂いていますので。。。

高麗さんの車、どんな秘密が隠されているか・・・


今日はこれまで。

ではまた、次回をお楽しみに!

KYOSHO RC BLOG

京商株式会社RCオフィシャルブログです。これまで皆様に閲覧いただいておりました「R/C CAR BLOG」、「SEA & SKY BLOG」、「MINI-Z開発室ブログ」の3つのブログを統合しました。引き続き、製品情報や開発情報、イベント情報などをお届けして参りますので、どうぞ暖かい目でよろしくお願いします。

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