皆さん、こんにちは! 京商SS開発担当の浜崎です。
毎週金曜日は飛行機、ボート、ドローンレーサー関係の話題をお届けします。
だんだん寒さが増してきた今日この頃、いいかげんボート系の話題ばかりではなく、そろそろ飛行機を……という声が聞こえてくる気がする??
ということで、来週発売予定のカルマートシリーズ最新作、
をご紹介します。
そして、今回はRC飛行機未経験の弊社SS開発担当の伊藤君に私がレクチャーしながらカルマートを初フライトしてきましたので、その様子なんかもご覧ください。
まず、今回のカルマートアルファは何が新しくなったのか?
カルマートという機体は20年以上前の京商40トレーナーの時代から受け継がれている飛ばしやすさが最大の特徴。そして、接着剤を使わずに完成できる簡単さが入門に最適と言われ続けてきました。
今回はその特徴にさらに磨きをかけ、愛機を末永く可愛がっていただくためにカバーリングフィルムの素材と製法を変更しました。
その素材は製品名にある『タフロン』というポリエステル系のドライフィルムで、従来機のPVCフィルムに比べて軽量に仕上がり、光沢もアップします。
写真でおわかりのように周囲の景色が写り込むくらい光ってます。そして、このカラーリング。
今までのカラーリングもベーシックな雰囲気でよかったのですが、もう少しアグレッシブなイメージにしてもいいかな~と思って、私が欲しいカラーリングにしました。
さらに、フィルムの裏面に印刷を施しました。つまり、フィルム表面にインクの段差がないのです。重ね貼りでカラーリングした機体にありがちな、細いラインが剥がれてくる心配はありません! もちろん、フィルム表面は薬品に強い素材なのでエンジンの排気オイルや燃料などが付着しても色が落ちることはありません。クリーナーを使っても大丈夫! これで飛行後の手入れが格段にやりやすくなりました(ロゴはデカールですが)。
さて、機体についておわかりいただいたところで、伊藤君の初フライトに話を進めます。
今回の機体はトレーナーを電動仕様に、スポーツをエンジン仕様にしました。
未経験者の伊藤君には手軽に飛ばせる電動仕様のトレーナーを飛ばしてもらいます。
そして、今回の飛行は実は専門誌の取材がメインでしたので、RC飛行機の聖地とも呼ばれる『尾島スカイポート』を貸しきっての贅沢な初フライトとなりました。
天候は晴天、やや風ありで最高とはいきませんが、なかなかよいコンディション。
風はやや南寄りの西風4~5m/s、滑走路とほぼ平行なのでまっすぐに離着陸が可能。
飛行機を飛ばす時は風向きがとても重要。離着陸は必ず向かい風で!
そして、飛行中は向かい風と追い風で見た目の機速が変わるので要注意!
エルロンの舵は切りっ放しにせず、機体のバンク角を見て舵を戻す→切る→当て舵を打つといった操作を繰り返す。
といった注意点を事前に教え込み、まずは私が飛ばしてトリムと舵角を確認。
ややダウン気味なのでアップにトリムを調整し、高度を上げて舵角は取説どおりから80%まで抑えた設定に切り替えて伊藤君に送信機をバトンタッチ!
やはり、最初は頭が真っ白になって固まってしまいそうになっていましたが、何回かオーバル飛行をしていくうちに機体の姿勢変化を見ながら舵を打てるようになってきました。
まぁ、何回か私が送信機を奪い取る場面もありましたが……。
こちらが動画です。
【トレーナー】
【スポーツ】
翌日に社内で撮影に使う大事な機体なので、いつもより緊張しました。
壊したら大変なので、2回のフライトで今回のレッスンは終了となりました。
数分のフライトでしたが、ラジコンを始めた頃の感動をもう一度味わえた(?)のではないでしょうか。
最後に満面の笑みで記念撮影!
皆さんもぜひ新しくなったカルマートアルファ40タフロン仕様で思いっきりRCライフを楽しんでください!
では。
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