KYOSHOオンボードモニターでミニッツFPV体験! その2

皆さん、こんにちは! 京商SS開発担当の浜崎です。

毎週金曜日は飛行機、ボート、ドローンレーサー関係の話題をお届けします。

前回1月19日に続き、「KYOSHOオンボードモニター」をミニッツに搭載した遊びの第2弾として、好評発売中の「ミニッツFWDシリーズ マツダデミオXDツーリング」への搭載方法と、実際のオンボード動画をご紹介します。

まず、こちらがFWDのシャシーです。写真左側がフロントです。

一見すると、モーターがフロントウィンドウ付近にあるので、カメラがボディ内部に入らないのでは? と思ってしまいますね~。

しかし、大丈夫! では、さっそく電源コネクターを取り付けてみましょう。

まずは、AWD同様に受信機のカバーを外します。

カバーを外して受信機が見える状態です。

こういった分解作業をする時には、スマホで写真を取りながら記録を残して作業すると後々楽です。

次にモーターコード固定ビスをはずします。

配線が整然としていて、これなら楽勝! と思っていました。ここまでは……。

さて、受信機の下にあるバッテリー端子を見るため、そ~っと受信機をめくってみると……。

なにやら、いろんな配線がわずかな隙間にぐねぐねと。何か、嫌な予感が。

とりあえず、万が一のことを考えて写真をパチリ。

写真も撮ったし、安心して奥に見えるバッテリー端子固定ビスを落とさないように慎重に外します。

ここは2枚の端子が共締めされているので、それぞれの端子の上下位置、向きなどを覚えておきましょう。ここでオンボードモニターに付属しているコネクターの端子をバッテリー端子に共締めします。

3枚の端子を重ねるのでなかなか難しい作業ですが、ゆっくりと位置決めして固定します。

そして、受信機を元に戻して、さて配線完了! と思ったら……コードがうまく納まらずに受信機が浮いてしまっています。

もう一度、受信機をめくって端子のビスを緩め、いろいろと向きを変えてみますが、なかなかすっぽりと収まりません。これは……コードの追加は無理か?? と、半ば今回のブログネタの変更を考え始めた時、ようやくひらめいたのが少しずつ端子板をずらして追加したコードを外から回り込ませて真ん中の溝に通すレイアウトでした。

こちらの写真が配線の取り回しです。受信機の底面のパーツと干渉しないように、コードと端子盤の向きを決めました。

受信機カバーも無事に固定できて、ホイールを付けてシャシー側の作業は完了!

続いて、カメラの固定です。

前回と同様にボディ内部に固定します。カメラの視界をいろいろと検証した結果、写真の位置がもっともよかったです。

そして、コネクターをつないでボディを取り付けます。

前回も書きましたが、コネクターをつなぐとその時点でカメラの電源が入りますのでご注意を。

カメラの位置関係はこんな感じです。モーターカバーと十分に隙間がが空いています。

ボディをつけると外観はノーマルと変わりません。


では、さっそく実際にウレタンコースを走ってFPVを体験してみましょう。

会社の研修室に秘密の昼練用のショートコースがあるので、そこでテスト!

2台ともカメラのアングルをチェック。画面の半分より下にコースが写るようにします。

こちらはついでに作った練習用のトヨタGT-One TS-020。さすがにボディ内部にカメラは入らなかったので、ルーフに取り付けました。

では、それぞれの動画をご覧ください。

まずは、AWDシルエイティのFPV走行です。モニターを見ながら走行していますので、かなりゆっくり走っています。やはり慣れが必要ですね。

次は、同じくAWDシルエイティを目視で走らせた動画です。

このくらいのスピードなら、ドリフトしているのがわかりますね。

続いて、FWDデミオのFPV動画。

少し慣れてきたので、モニターを見ながらでもさっきよりは速く走れてる?

でも、FWDのクイックなハンドリングについていけず、所々クラッシュしています。

こちらは、FWDデミオを目視で走らせた動画です。

ドリフトとは違って景色が流れるのが速くて、クイックなハンドリングの様子が伝わってきます。

おまけでトヨタGT-Oneの動画。昼休みに3台でバトルしているところです。

ブルーのボディはRWD マクラーレン12C、シルバーのボディはAWD VE R35 GTRです。

周りの景色はほとんど見えませんが、時々他のクルマが写り込んでバトルの迫力が伝わってきます。


そして、最後に先日開催されたミニッツカップファイナルのコースを走らせてみました。

こうやって低いアングルから見てみると1周は長く、コーナーが多くて難しいコースということがわかります。しかし、これだけ大きなコースで思いっきり走らせることはなかなかないので、存分に楽しませていただきました。

前回と今回の2回にわたって、KYOSHOオンボードモニターのミニッツシリーズへの搭載方法をご紹介しました。

皆さんもいろいろなモノに搭載して、RCの幅広いおもしろさを体験してみてください。

では。


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