皆さん、こんにちは。RC営業担当の坂本です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
厳しい寒さも少しずつ和らぎ、春がすぐそこまで近づいてきましたね。アウトドアでのRCにおいては過ごしやすくなってきますので、RC冬眠中の方もそろそろ準備をしてみてはいかがでしょうか(笑)
さて、本日のブログは3月17日(土)、3月18日(日)の2日間にかけて、新東名高速道路 “NEOPASA清水 ぷらっとパーク”にて開催された『京商カップ2017 ファイナルチャンピオンシップ』の様子を紹介したいと思います!
応援していただいている皆様方のおかげをもちまして、今年で24回目の開催を迎えました京商カップ ファイナルチャンピオンシップは、全国6地区で開催した各カテゴリーを勝ち抜いた代表選手によって6クラスのチャンピオンを決定する全国大会です。北海道や九州、また本州の各地から、たくさんの参加者に集まっていただきました!
今年の開催クラスは“EPバギー一般クラス” “EPバギージュニアクラス” “ピュアテンGP個人戦クラス” “EPミニクラス” “ピュアテンGPチーム戦クラス” “プラズマLMチーム戦クラス”の全6つ。京商カップの伝統として長年にわたり採用されている”団体戦”は、1/10スケールのエンジンカーと1/12スケールの電動カーの2クラス。仲間とチームを組んで、耐久レースを勝ち抜くルールで行われます。ドライバーチェンジや給油、またバッテリー交換など、チームワークが非常に重要になり、単に速く走らせるだけでは勝てない要素が含まれ、毎回ドラマが生まれます。勝利した時に仲間とその喜びを分かち合うこともできる素晴らしさもありますね!
その他、通常の個人レースが4クラス。3つのシャシーカテゴリーと、小学生以下のキッズドライバーを対象としたジュニアクラス。どのクラスも白熱していて、そして何よりも楽しそうな雰囲気が運営側にも伝わってきました。
すべてのレースが終了し、激戦を勝ち抜いた選手(チーム)は恒例のシャンパンファイト! 地区予選の参加から始まり、代表権獲得、そして全国大会決勝レースを勝ち抜いたメンバーです。皆さん、嬉しそうな表情ですね!
どのカテゴリーにもそれぞれおもしろさ、難しさ、魅力がたくさんあるのですが、これからRCカーレースにデビューしてみたいという方、または京商カップに1度挑戦してみたいと考えている方に、私がぜひオススメしたいのが“EPバギークラス”です。ここでは、EPバギークラスについて少し解説していきたいと思います。
こちらはEPバギークラスの車両規定ですが、一般クラスとジュニアクラスで使用可能なマシンタイプが異なります。一般クラスの中にある『DIRT HOG』というマシンとジュニアクラスで使用可能な3台は、いずれも“レディセット”に該当するもので、すべて組み立て完成済みのフルセットRCカーとして販売されているものです。
本格的なRCカーを走らせてみたい、そして友達とレースに参加してみたいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、いざ始めようとする時に送・受信機や動力源、その他の必要機材を揃えるのは負担が大きいものです。
組み立て完成済みのRCカーで、かつイコールコンディションでのレースとなれば、参加のきっかけとなるハードルも低くなり、RCカーの組み立てに不慣れな初心者の方や経験の浅い方でも安心して参加いただけるのでは、という想いから、数年前に新設したカテゴリーとなります。
新設した当初から数年で徐々に参加者も増えてきて、RCレースの経験が浅い方はもちろん、女性の方、過去にRCカーをやっていて久々に復帰された方、近年の進化した速いスピードが出るRCカーに少々疲れてしまった方など参加者層も様々。また、車両規定においてモーター制限を設け、スピード領域も扱いやすいように抑えていますので、操縦するうえでの不安感もなく、安心して走行していただけるよう設定しています!
実際、京商の女性スタッフが今年1月の地区大会にレディセットで初めてレース参戦しましたが、トラブルが発生することもなく、わずかながらの練習量で見事にレースを走りきったという事例もあります。
レースの雰囲気をお伝えしやすいよう、下に今大会のレース動画を用意しましたのでご覧ください。
いかがでしたか?
京商カップの雰囲気を多少なりとも感じていただけたのではないでしょうか。
EPバギー一般クラスにはレディセットマシンの他にも、80年代に巻き起こったRCブームの火付け役となった懐かしいビンテージマシンも公認とされています。当時の頃に戻って同じマシンで再び京商のレースに参加! なんてことも今はかなってしまうようになりました。当時大人気だった『OPTIMA』はEPバギー一般クラスでも大人気です! 実際に使用した方に聞くと、その大半が過去にOPTIMAを走らせていたとのことでした。
そして、キッズ対象のジュニアクラス。小学生以下が参加可能なクラスですが、小学校低学年や5歳くらいの小さいお子様も参加されている姿が最近目立ちます。お父さんはエンジンカークラスに、お子様はジュニアクラスに参加という、親子で一緒に1日ホビーにどっぷり遊ぶ光景も、最近はだいぶ見慣れてきたように思います。
私は京商に入社した当初より京商カップの運営に携わってきましたが、入社当初の10数年前の京商カップはとにかくレース自体が白熱しており、参加者も皆真剣そのもの! もちろん今の京商カップも同じなのですが、10数年前はちょっとピリピリした感じが強かったことも覚えています。
京商カップはシーズンごとに少しずつレギュレーションを変更し、初心者に近い方でも安心して参加していただける内容へと進化を重ねてきました。今大会、かなり久々にお会いし参加していただいた遠方の参加選手から、「久々に参加したけど昔と違って、ずいぶん参加者の雰囲気が変わったよね。 参加者はライバル同士だけど、みんなすごく楽しそうに仲良くなっているよね(笑)」と言われたのですが、たしかに最近は大会の雰囲気が柔らかくなってきたのかもしれません。
『真剣な中にも笑顔がある』……これが、私が感じる“今の京商カップ”のように思います。
4月からは25年目のシーズンに突入する京商カップ。少しでも多くの京商ファン、RCファンの方に楽しんでいただけるよう、スタッフ一同これからもがんばっていきます!
2018年の京商カップレギュレーションもホームページにまもなく公開になる予定です。もう少々お待ちくださいませ! 皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
本日のブログはRC営業担当の坂本でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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