当ブログにお越しいただいた皆様、ありがとうございます。RCカーボディ担当の片野です。毎週水曜日は、RCカーの話題をお届けしています。
本日は、ファントムのボディではなく、先月発売された”1957 シボレー ベルエア クーペ トロピカル ターコイズ" についてお伝えしようと思います。 まずは、こちらをご覧ください。
どうですかね?
かなり雰囲気出ていると思いませんか?
雲の感じとか、夕焼けがより一層にボディを引き立たせていると思います。
テールフィンやヘッドライトベゼルの部分がうまくできるか心配でしたが、
何とか形になって良かったです。
そして、今回この車両を作るにあたって協力していただいたのは、宮城県にある "ジェームス フィフティ カンパニー" 様です。
実車の取材ができないと、ここまでのディティール再現はなかなか難しいです。
貴重な車両であるにも関わらず、対応していただき誠にありがとうございました。
お店のホームページはこちらです。
ベルエアを何台も所持していて、その中から2台取材させてもらいました。
ありがたいことに、取材は雨でも大丈夫な様に、倉庫内で作業させていただいております。
作業の様子はこちらです。
ちなみにこれは、乱反射してうまく測定できないメッキパーツやガラスにマスキングテープを貼ってもらい、3Dスキャンをしています。
そしてこの車両とは別にもう一台用意してもらい、貴重な”Fuel Injection"のエンブレムやホイールなど、ボディ制作のための資料を無事入手することができました。
こういった資料があるのと無いとでは、3D作成やデカール作成に大きく影響するので、実車の取材って大事だなぁとつくづく思います。
生産したボディの色は、トロピカルターコイズでしたが、このマタドールレッドも良い感じですね。
1957式のベルエアは、実物を見たのはこの取材の時が初めてでした。
映画や雑誌などでしか見たことが無かったんですが、このグリルと一体型になっているメッキバンパーの迫力に一発でやられましたね。
そして、このバンパーは絶対にインジェクションパーツで作らねばと心に誓いました。笑
今後、電気自動車でこういった個性的なものって出てこないかなぁなどと思ったりしています。
今回新規で作成したインジェクションパーツはこちらになります。
問題のメッキバンパーは、もちろんインジェクションパーツで作っています。
そして完成済みのボディでは、メッシュの部分はデカールで表現しました。
ですが、そのデカールを剥がすと実は、写真でわかりますかね?
モールドで格子を作ってあります。
塗装や墨入れができる方は、デカールを剥がして塗装してみてはどうでしょうか?
リアリティが増すこと間違えなしです!
今回もデコレーションボディセット / ノンデコレーションボディセットの販売予定があります。
寒くなって家に籠っているならば、是非ノンデコレーションボディセットを買って、自分好みのボディを作成してみてはどうでしょうか?
手短ですが以上となります。
お付き合いありがとうございました。
片野でした。
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