皆さん、こんにちは! 京商SS開発担当の浜崎です。
毎週金曜日は飛行機、ボート、ドローンレーサー関係の話題をお届けします。
関東は今週から梅雨に入ったという情報も有りますが、いよいよ来週末に迫った「京商パワーボートグランプリ ラウンド1 in静岡」の受付を行なっています!
小雨でも開催しますので、参加してみたいな~と思っているアナタ!
是非京商HPからエントリー申し込んでみてください。詳しくはこちら!
事前申し込みだとお得な割引が有ります。
そして、最近ひそかに盛り上がっているのが京商パワーボートグランプリの最高峰クラス「FMRクラス」です。
今回はFMRクラスに使われるエンジンについてちょっとマニアックな話題をお届けします。
このFMRクラス、改造の自由度が高く自慢の改造やセッティングを施した船体が多く出場します。私がいつも練習している地元の猿ヶ島堰には10名ほどのFMR使いがいてバトルを繰り広げています。
そんなFMRクラスで使われているエンジンは主に1/8レーシングカー用のエンジンを改造したものが多いです。
上の写真はカー用のエンジンです。このままではボートに使いづらいのですが、下の写真の様に水冷ヘッド、ボート用キャブレターに変更すればボートにも使えます。
もう一つ、カー用エンジンはシャフトがパイロットシャフトになっているのでエンジンに直接ワイヤーシャフトをつなぐダイレクトドライブの場合、そのままではボートのワイヤーシャフトを取り付けることが出来ませんのでシャフトをカットする必要があります。
シャフトは熱処理が施されていてかなり硬いので、金ノコなどでのカットは無理です。残念ながら…。
これではいくらやっても切れません。代わりに電動リューターを使います。リューターはホームセンターなどで売っている物で十分ですので一つ持っていると色々使えます。
先端には写真の様なカッティングディスクを使います。
シャフトのネジ部分の2mmほど先でカットします。
この時、鉄粉が出ますので掃除機で吸い込みながら作業すると良いです。
こんな感じにカットします。
これでカー用エンジンをボートに使う事が出来ます。
せっかく始めるなら速い物を買いたい!という方、少々工作技術が必要ですが、自分だけの1艇を作って京商パワーボートグランプリで一緒にボートレースを楽しみましょう!!
では。
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