皆さん、こんにちは。京商SS開発担当の浜崎です。
今週末の6月3日、4日は待ちに待った2023京商カップ関東ブロック大会が開催されます!
台風の影響で開催が危ぶまれていますが、レースのための準備はしておきましょう。
※この記事を書いている5月31日時点ではまだ開催可否は確定していません。
私は今回ファントム、ビンテージバギー、フェーザーエキスパート、FW06チーム戦の4つにエントリーしました!
なかなか忙しそうです。
特に土曜日の開催クラスが3つ有るので、当日マシントラブルが無い事を祈りつつ準備をしています。
さて、レースの準備といえばタイヤですよね。
これらは今回準備しているタイヤです。前回参加した2in1マキノチャレンジカップとル・マンカップで得たデータで、フェーザーMKⅡとファントムはほぼ決まっているので準備も簡単です。ファントム用は袋のまま、フェーザー用は前回作った新品がもう1セット有ります。ここまで準備できていればひと安心。
しかし、前回までのレースで悩んでいたのがビンテージバギークラスのオプティマミッドのタイヤです。これが中々難しい・・・。
使うタイヤはFAT201SBとFAT202SBと決まっているのですが、インナースポンジの硬さがまだ決まりません。
これまでに、
①タイヤに同梱されている柔らかいスポンジ
②他社のややしっとり系の柔らかめのスポンジ
③モールド系の硬めのスポンジ
といったものを試しましたが、
①は安定感は有るのですがアンダーが強くレースには不向き。
②はそこそこ良いのですがまだアンダー傾向。
③は海外メーカーのブルーのやつを使ってみましたが、硬すぎて車が跳ねる。
といった感じです。
②と③の中間が欲しいと思って色々考えた結果、オプティマ系の50mmタイヤ用のOTW131モールドインナーが良さげな感じと言う事が分かり、このインナーはサイズが若干小さいので組んでもパンパンに張ってしまう事は無いだろう・・と言う事で早速試しに組んでみました。
準備したタイヤ、ホイール、インナーです。このインナーは1種類しかないのでフロント、リヤに同じ物を使います。
まず、ノーマルのインナーを外します。
次に、ホイールとインナーの寸法をチェック。
フロントホイールの幅は28.5mmです。
リヤホイールの幅は38mmです。
インナーの幅は31.5mmです。
フロントホイールにそのまま組むとこんな感じ。
ホイールからはみ出てしまうのでこれでは張りすぎてしまいそうです。
リヤホイールに組むとこんな感じ。これはそのままで良さそうです。
では、フロントのインナーを少しカットしてみましょう。リヤより若干張り目に仕上げたいので、6mmくらいカットして25mm幅にしてみます。
まず、ホイールにインナーをはめ、12mmの高さの台にカッターの刃(できるだけ新品が良いです)を寝かせます。
ホイールを回しながらインナーを刃に当ててカットします。(指を切らない様に注意!)この時に力を入れ過ぎるとインナーが変形してまっすぐに切れないので注意してください。これを上下向きを変えてカットすれば3枚におろせます。
こんな感じです。カットした部分は約7mmです。
カットした左右のインナーのカット面をシリコン系の接着剤で貼り合わせて重しを載せておきます。
そして、仕上がりの幅は25mmです。これをタイヤにはめて、ホイールに組めば完成!
早速テスト・・・と言いたいところですが、雨なのでぶっつけ本番ですかね~。
どんな結果になるか楽しみです。
では。
0コメント