皆さん、こんにちは!
開発担当の杉本です。
6/3-4にかけて京商カップ関東ブロックがグリーンパークSWにて開催されました!たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
私は6/3の参加でしたが、雨にもかかわらず朝からご参加いただきましてありがとうございました。また、当日の悪天候やその他さまざまなご都合でご参加できなかった皆さんも次回の京商カップでもお待ちしておりますので、その際はぜひよろしくお願いしますね!
今日は京商カップに向けて準備していたFW-06について話します!が、ちょっと長くなりそうなので2回に分けます。
京商カップ出場にあたり、シャシーキット状態から主に以下の変更を加えました。
主な変更
- #1 ヘックスビス
- #2 デフ
- #3 クラッチシュー
- #4 ユニバーサルスイングシャフト
- #5 ホイールハブ
今回は#1-#5のうち、#1と#2について話します。
まず、#1ヘックスビスに関して。メンテナンスで頻繁にアクセスする範囲のねじをヘックスビスへ変更しました。
※ヘックスビス設定の都合上、該当ねじの呼び径や長さが存在しない箇所は変更しなかったり、本来はタッピングビスの設定ですがヘックスの設定がないためマシンビスを使用したところがいくつかあります。追々リストができましたらこのブログでも紹介しますね😃
ヘックスビスに変更することで不意にねじ頭をつぶすことなく締め付けや取り外しが行えるので、レース等の時間がない中で作業効率向上に貢献します。ぱっと見た感じ目立たない変更ですが、レースだけではなく日ごろのメンテナンスにも役立つのでお勧めの変更となります。
それと、ダンパーやステアリング部分に使われている銀色のボール。実はこれもスコーピオン用に設定されているピボットボールへ変更することでヘックス化できます。
下にリンクを貼っておきますね!
標準と比較するとスコーピオン用は有効ねじ部長さが若干長くなっていますが、FW-06にも問題なく使用できます。私もレースの時にダンパーオイルを交換しましたが、電動ドライバーでささっとダンパーの脱着ができ、作業が楽になりました。
(写真 上:標準、下:スコーピオン用)
次に、#2デフに関して。路面状況や個人の走らせ方によりますが、路面がドライになったとき、私はフロントに関してはスプール(左右デフカップが回転しない直結)よりもデフのほうが自分の操縦スタイルに合っていると感じたため、デフに変更しました。
ただ、どのくらいの硬さが必要かわからなかったので、事前にいくつかオイルの粘度が異なるデフを用意しました。ちなみに京商カップ当日、路面状況はウェットから始まりドライで終わるほど変化があったので、数種類の硬さを用意しておいて正解でした笑
私は以下のオイル粘度の組み合わせを用意しました。
- ウエット路面用→Frスプール、Rrオープンデフ(グリス塗布のみオイルなし)
- ドライ路面用→Fr#100000、Rr#3000
また、1台分のデフ(2個)を組み上げるために必要な部品をリストアップしましたので、もしよろしければ参考にしてみてくださいね。
- デフケース VS001
- デフパッキン (4pcs) VS001-01
- リングギヤセット(40T) VS002B ※2セット必要
- デフギヤセット VZ012B
- ベベルシャフト(4x27mm/6pcs/BS107) 97001B
- デフジョイント VS003B ※2セット必要
- シールドベアリング(12x18x4)2入(96592) BRG008 ※2セット必要
これらに加えて、お好みの粘度のシリコンオイルを使って自分好みのデフに仕上げてみてはいかがでしょうか。
上記リスト最後のベアリングに関しては最悪付け替えれば済むので必須ではありませんが、現実的にレースなどの時間的制約がある環境下での作業を考えると、あらかじめ用意するデフの分だけベアリングも準備し装着しておくと当日のデフ組み換え作業が楽になります。
最後にもう一つ、デフケースを固定するM2.6x12のねじについて。これはVS001に付属のねじでもOKですがここもヘックスに変更したい方は以下のねじで代用可能です!ご参考までに😊
次回、私の担当回で残りの変更点についてご紹介しますね!
それでは、本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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