予想はしていましたが、今年も半端じゃない暑さですね。
外ラジは身の危険を感じます。
皆さま、気をつけてラジってください。
RCカー開発担当の宮崎です。
今回はFW06のシェイクダウン編です。
後半にダートマスター関連ネタです。
FW06のシェイクダウンは、御殿場の日光無線サーキットさんに伺いました。
まずは最初にエンジンの慣らしを行います。
ニードル位置は触らずにリコイルを引くと一発でエンジン始動です。
このエンジン、優秀です!
アクセル全開でエンジンが止まらないところまでメインニードルを緩め、その状態で5タンクほどベンチでブレークイン。
途中、マフラーに油が溜まるので時々車を傾けて排気口から油を抜きます。(エンストさせないためです)
これが終わったら少しニードルを締めて走らせながら慣らしを続けます。
最初は2速に入らないくらいからスタートし徐々にニードルを締めていきます。
そんな感じでボトル1本半で終了。
まだ本当のmaxまでは絞らず、今日は車の調子を見ます。
2速の変速タイミングはちょっと早いみたいなので1/4回転シューのネジを締め込みます。
もう少し締め込んでも良さそうですが、エンジンもmaxではないのでこのまま走行。
車は妄想セットで組んできたのですが、不満がないくらい良く走ります。
でも色々と動きの変化を知っておきたいので、まずはフロントのデフを交換。
スプールから3万番→30万番に変更しフィーリングをチェック。
スプールでも全然okですが、デフにすると変な引っ掛かりが無くなるので運転は楽になります。
日光無線サーキットは小さいコーナーが多いので3万番の方が曲がりやすかったですね。
30万番は安定方向でしたが、いくつか曲がりにくいコーナーがありました。
レースであれば、3万から30万番の間も試しますが、今日は他にも色々試したいので3万番で固定。
走行ペースも上がってきたので今度はクラッチを変更して加速感をみます。
1/8インファーノ用のアルミクラッチ2種類と樹脂クラッチ。
スプリングはΦ0.95とΦ1.0、Φ1.1を準備。
アルミの青い方はミートした瞬間に食いつきが良く15エンジンでは一瞬加速が鈍る感じがしたので、青より硬い材料のシルバーをチョイス。
こちらの方がいい感じ。
バネは色々組み合わせを試したところ2ヶ共Φ1.1が良さげ。
一番硬いバネで高回転で繋ぐのが一番鋭く加速します。
ただ、ひとつ注意点ありです。
このクラッチシューは1/8バギー用なので、FW06とはクラッチベルの形状が少し違います。
シューの角がクラッチベルの内側に当たっているので最初にクラッチシューの角を削っておきましょう。
写真の〇で囲った箇所です。
この加速感にとりあえず満足したので樹脂クラッチシューは次回に試すことにして次のことを試します。
ここで、最近リリースされた軽量アルミクラッチの存在を思い出し、用意するのを忘れたことに気づく・・
今度、樹脂クラッチと一緒にやってみます。
この日は他にも数名コースを走っていたこともあり、路面グリップも徐々に上がってきました。
FWの周回ペースが上がったこともありハイサイドで転ぶようになってきました。
通常であればダンパー角度を寝かせたりキャンバー変化を大きくしたりすることで対処しますが、ハイサイドの具合からしてそれでは足りない感じがしたので、ダンパースプリングを変更しました。
前後共に巻き数を1/4回転多い(柔らかい)ものに変更し様子を見ます。
大分良くなりましたが、もう一声。
今度はフロントをもう1/4巻き多いものに変更。(最初からは1/2巻き多い)
これで安心してコーナーに飛び込むことが出来ました。
スプリングを柔らかくしたことで少しフロントの反応が落ちたので、リバウンドの微調整を行い、この日は終了。
走行初日としてはかなり上出来だったかなと思います。
次回は高速タイプのコースに伺い、このセットで試してみたいと思います。
全日本前のSRT
実はすでに走行済~
おまけ
ダートマスターが、7月の終わりに再販されましたが、手に入れることはできましたか?
購入された方はたくさん遊んでやってください。
自分も色々と走らせてますよ!
伊豆のそのらんサーキット。
この時期、関東近辺では一番涼しい暑くないですよ!
この1ヶ月で3回行きましたね。
ここ数か月、サーキットから校庭や公園の走行会までいろんなところでテストしていたのですが、今度コレ発売します。
JETKO製のタイヤインナースポンジです。
JETKO製のタイヤは標準でモールドインナーが付属しています。
この仕様でも十分なグリップ力を発揮するのですが、自分が良く行くアウトドアのサーキットや特設コースの走行会で『もうちょっとグリップが欲しいな』と感じていました。
そこでスポンジインナーを試作・テストを何度か繰り返し、いよいよ発売が決まりました。
9月に発売の予定です。
特性としては、モールドより柔らかいので横方向のグリップが上がり、コーナーでの踏ん張る力が増しています。
ギャップにも強くなるので安心してコーナーに飛び込めます。
ストレートからのフルブレーキでも安定感がupしているのが分かります。
若干デメリットとしては、サーキットでジャンプ部分だけカーペットになっているところでは、モールドより飛距離が少し落ちてしまう傾向があります。
グリップが高い箇所ではモールドに分があるようです。
でもコースを1周したときには、スポンジインナーの方が安定感が高くミスが減るのでメリットは大きいと思います。
もちろん他社製のタイヤにも使用出来るので、アウトドアの土や砂路面で走行される方はぜひお試しください。
リヤ用としての販売ですが、フロントに使用する際はホイル幅に合わせてカットすることで使用できます。
フロントはモールドが基準ですが、このスポンジに換えるとさらに車が曲がるようになります。
ぜひお試しください。
まだまだダートマスターで遊びますよ!
では!
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