RCカー開発担当の宮崎です。
さあ、困った。
今回はネタがないです・・
ラジコンにはメチャクチャ行ってるのですが、書けるネタがない!
・・・と言うことで、来月予定していたネタで行きます。
個人的に京商カップと言えば、エンジンカー、そしてV-ONE。
ホビーショーや全日本選手権の会場に来られた方はチェック済かと思いますが、R4に久々のオプションパーツがリリースされます。
メインシャーシの形状が新しくなりました。
最大の特徴は、エンジンを一体型のマウントに固定し、それをメインシャーシのセンター軸上に2本のビスで固定しているところです。
※写真は試作のもので、若干形状が変わります。
電動カーでは常識化していますが、シャーシ裏の固定ビスを左右対称にし、可能な限りセンター軸上に固定することで、ねじれやすく左右均一なシャーシロールを誘発します。
これにより右と左でのコーナーリングの特性を近づけます。
その結果、安定したラップタイムを刻むことができるようになります。
では細かく見ていきましょう。
まずは、エンジンマウント。
一体型の削り出しです。
元材料のほとんどを捨てている贅沢な作りです(笑)
シャーシとの接触面にはM5のビス穴が、縦方向に2ヶ開いています。
この部分だけが、シャーシと接触します。
通常のエンジンマウントは4ヶ所ビス止めで、その周辺の剛性が高くなりシャーシのねじれる動きを抑えていましたが、このマウントは横方向はしっかりねじれ、縦方向は剛性が上がるようになっています。
つまり、横方向のグリップも上がり、縦方向のトラクションも上がる理想の特性を持っています。
次にバッテリーマウント。
従来のものは、シャーシに直接バッテリーを両面テープやグラステープで固定していました。
確実に固定できるのは良いのですが、レースの勝ち上がりなどで充電時間がなく交換を余儀なくされるときに大変だったのも事実。
今回はFRPのプレートに一旦テープでバッテリーを固定し、それをネジで固定する方法になっています。
交換の際は燃料タンクを外し、後ろのネジを外しバッテリーをスライドさせれば取り外しが可能です。
写真は説明用にメカプレートを外していますが、慣れれば数分で作業可能です。
ちなみにバッテリープレートも、センター軸上で固定しているのでシャーシロールに一役買っています。
自分も盆前ころからラバータイヤで走行させていますが、変更してすぐにフィーリングの違いを体感しました。
クセがなく車の安定感が上がったのが分かります。
ラバータイヤでも効果は抜群です。
と言うことは京商カップでも有効ということになりますね。
この後、更に控えているパーツと組み合わせると安定感が劇的に向上します。
こちらも近いうちに発表しますのでご期待ください。
まず、シャーシはコンバージョンセットとして来月に発売予定です。
15,000円くらいで発売の予定です。
おまけ
前回も紹介しましたが、インファーノMP10とMP10eのレディセットがそろそろ出荷されます。
動画の方も出来上がったので御覧ください。
こちらがエンジンのインファーノ MP10レディセット
こちらが電動のインファーノMP10eレディセット
2台で走ったのがコチラ
撮影は長野県塩尻にあるワデヤマサーキットさんにて行いました。
個人的には大好きなサーキットです。
ストレートで最高速からのビッグジャンプでの飛距離が魅力です。
なかなか味わえないですよ!
ちょっと遠いですがオススメです。
霜が降りる時期になる前にぜひ!
あと、ラジコンマガジンさんの取材も受けましたので、来月発売の紙面にも登場の予定です。
こちらもチェックしてください。
では!
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