ミニッツSPツールスタンドのお話

皆さんいかがお過しでしょうか？

開発担当の杉本です。

本日は昨年11月に発売した”MZW120 ミニッツSPツールセット2”専用工具入れの”MZW127 ミニッツ SPツールスタンド”についてお話させてください。

このツールスタンドに関しては私が開発を担当させていただきましたので、開発初期に製作した試作サンプルや製品のポイントなどもお話しできたらと思います。

開発初期の段階では製品形状や各部寸法を決めるため、社内の3Dプリンターを使用し試作を行っていました。下の写真がこれまでに製作した試作サンプルですが、改めて並べてみるとちょっと作りすぎたかもしれません笑（全部で11個！）

写真をご覧になるとお分かりいただけるかもしれませんが、試作サンプルの中には工具の柄を下向きに収納するタイプやツールスタンド兼工具ケースという案もありました。最終的にお求めやすい販売価格や可能な限りコンパクトにすることを考慮し、現在の形状にたどり着きました。

このツールスタンド、各部寸法はミニッツSPツールセットに合わせて設定しています。工具を収納する穴径に関しては、ドライバー持ち手の径に合わせて最適化し、ツールスタンドの高さや工具収納穴深さに関しても、工具を収納したときに正面から見てドライバー本体の”Mini-Z”ロゴが隠れない程度の高さに設定しています。

こんな感じでMini-Zロゴが見えることで、どの角度からでも収納されている工具がMini-Z専用工具だとわかりますね！

また、限定品にはなりますが、"ミニッツSPツールセット2(京商60周年限定オレンジ) MZW120OR"にもこのツールスタンドが使えます。

余談ですが、ミニッツサーキットへ行く際、私はミニッツSPツールセットのクリアケースにそのままスタンドごと収納して持ち運んでいます。

これはこれでいいのですが、何かもっとスマートにできないか模索中です…

ミニッツSPツールスタンドはツール自体のように整備に必ずしも必要なアイテムではありませんが、持っているとスマートに工具を収納できたり、ピットスペースをより広く使えたりできる便利なアイテムです。このツールスタンドが少しでも皆様のミニッツライフに貢献出来たら嬉しい限りです。

それでは、本日は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。