皆さん、こんにちは。京商SS開発担当の浜崎です。
今回のブログでは前回ご紹介したオプティマミッド'87世界戦仕様の「かしまRCサーキット」さんでの撮影&テスト走行の様子をご紹介します。
こちらのサーキットの土質はやや硬く締まった赤土で、表面にうっすらと砂が混じった土が浮いている状態。到着してすぐの朝イチでは2日前の雨の影響で全体的にやや湿った状態で所々ぬかるんで落ち葉が乗っている感じでした。
軽くホウキ掛けしてコース整備して昼前にはぬかるみも無くなり少し湿ったハイグリップ状態になりました。
この日持ち込んだのはJJアルティマ(以後JJ)、ミッド87世界戦仕様(以後ミッド87)、KB10Lタコマ(以後タコマ)の3台です。
それぞれ準備したタイヤは、
JJにはキット標準のソフトタイヤ(フロントSCT001SCとリヤOTT244SB)と、JETKOから発売されている2.2インチ2WD用前後タイヤ(DESIRER ウルトラソフト フロントJK2008USとリヤJK2010US)の2組。2.2インチタイヤにはフロントにSCH005W、リヤにOTH248Yホイールを組合わせました。
ミッド87には前後とも標準のソフトタイヤ(OTT244SB)を装着。
両車種ともル・マン240ゴールド(13.5T)を装着し、その他は基本的に取説通りの素組み状態です。
タコマはこのサーキットならではのナイトラン用にフロントライトに97054-4B LEDライトユニット4灯/クリアーを、テールライトに97054-2R-B LEDライトユニット2灯/レッドを仕込んできました。それ以外はノーマルです。あまり速く走らせないナイトランなのでバッテリーは2S LiPoを用意しました。
先にラジマガさんの置き撮りの撮影を行ない、ノーマル状態での走行撮影開始。
最初にJJを走らせました。(JJの走行写真は撮り忘れてしまいました・・・。)初めてのコースなので最初はゆっくりと流して慣熟走行をします。2~3周程度走ったら少しずつパワーを上げて行き、ストレートで全開にしてみます。2WDの特性でグリップの良い路面では加速時に急にパワーを掛けるとフロントがウイリー状態になってしまうので様子を見ながらスロットルを開けます。コーナリングはややアンダーステアで少し我慢してからパワーを掛ける感じです。ストレートエンドの高速コーナーは少し早めにスロットルオフでフロントに荷重を掛けてステアリングを切って曲がっていきます。
ラジマガさんの走りの撮影が終わって次にタイヤを変えてみました。JETKOタイヤは2.2インチなのでタイヤが大きくなりダートでの走破性は良くなります。コンパウンドもとても柔らかいので期待できます。
コースインして最初は感触を掴むため中速で流します。すぐにコーナーの入り口で頭が入ってくるのが分かります。ノーマルタイヤがややアンダーステアに対してニュートラルに近い感じです。フロントのマイクロピンが効いている様です。
ただ、リヤタイヤのグリップも上がっているのでさっきよりも慎重にスロットルオンする必要が有り簡単にウイリーしてしまいますが、そこさえ気を付ければ間違いなく速く走れますね。少しスリッパーを効かせるためオプションのUTW016デュアルスリッパーシートに交換したら走らせ易くなりました。
次にミッド87を走らせました。走行撮影が終わり、パワーを上げて行きます。JJでコースには慣れましたがやはり4WDの方がコーナリングがクイックですね~。全体的に速度域は高いのですが安心感があります。ノーマルタイヤで十分に遊べるグリップ力が有りました。
ストレートからの高速コーナーも一瞬スロットルを緩めるだけで曲がっていけます。楽しく走っていたらだいぶ薄暗くなってきたのでミッド87の走行はここで終了。
今回はJJもミッド87もセッティング変更をほとんどしてないので機会が有れば他のタイヤやダンパーオイル、スプリングなんかも試してみたいですね。
そして最後はタコマのナイトラン!
初めての体験なのでどんな感じなのか楽しみにしながら日没を待ちます。
薄暗くなってきたところで電飾の電源をオン!
LEDの光でボディが浮かび上がって何とも幻想的な感じで良いですね~。ゆっくりと雰囲気を楽しみながら走らせました。こちらは動画が有るのでご覧ください。
今回は撮影の前に土を入れてコースを整備していただいたので路面の凹凸が少なく気持ち良~く走れました。かしまRCサーキットの方々、有難うございました。
朝から夜遅くまでお邪魔しました。
今回のブログは以上です。
では。
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