皆さんこんにちは!京商SS開発担当の浜崎です。
毎週金曜日は飛行機、ボート、ドローン関連の話題をお届けします。
気が付いたら今年も残り僅かとなりました。私は先週まで2週間ほど中国にある生産工場に雲隠れしていましたので温暖な所から一気に冬になってしまった感じがします。
久々の投稿ですので少し前の話題になってしまいますが、京商のボートで嬉しい話題が有りましたので皆さんにお届けします。
去る11月3日、4日に愛知県碧南市青少年水上スポーツセンターにてJMPBAが主催するRCボートの全日本選手権大会が開催されました。
私は毎年参加していますが、今年はちょっと特別な年でした。
なぜなら、今年400m周回レースで電動ボートのクラスが新設されたのです!
400m周回レースというのは、1周100mのコースを1人で4周走らせてそのタイムを競うレースです。優勝すると記録が残り、参加選手の皆さんは新記録を出そうと頑張っています。
今年から新設された電動クラスは、今回の優勝者が初代チャンピオンとなりますので、ぜひ京商のボートで優勝してほしい!という強い想いが有りました。
実は選手権大会ではダブルエントリーが出来ず、私はMAクラス(21エンジンのクラス)のシード権を持っていたので電動クラスは元京商開発トップの岸さんにジェットストリーム888VEを託して優勝を狙いに行きました。
基本的には製品状態に近い仕様で、モーターとESCを試作品に変更して夏の地区予選直前から練習を開始!
まずは電動ボートに慣れるための練習から始め、細かな調整を繰り返すうちにベストなセッティングが見つかり、予選を2位で通過!その後の練習でタイムを縮めて目標タイムの29秒台にあとコンマ何秒という所までレベルアップしていざ本番を迎えました!
前日に本番のコースで公式練習走行ができるので、そこで最終確認をおこない練習通りのタイムを連発できていたので期待が膨らみます。
そして緊張の第1ラウンド、なんといきなりのブイカットで大幅タイムロス!!さらに3周目にもまたカット!大荒れになってしまいこの時点で暫定最下位に・・・。
その動画はこちら。
しかしレースは3ラウンドまで有り、その中のベストタイムで順位が決まるので、まだまだ可能性はあります。1ラウンド終了時点で京商FMRで参加の殿岡選手が暫定トップ。タイムは29秒65!ただ1人29秒台をマークしています。2位には同じく京商FMRの鈴木選手が31秒63で食らいつきます。京商ボートが1,2と良い位置につけています!
そして迎えた第2ラウンド。岸選手ここでもまたブイカット、スピンがあって大幅にタイムロス。
いよいよ後が無くなった最終ラウンド、水面の状態は良好。落ち着けばよいタイムが出る状況でスタート!
さっきまでの乱れが無くなって綺麗なラインをトレースしていきます。
そして無事にゴール!タイムは・・・31秒17でした!
優勝は全日本選手権初参加の殿岡選手でタイムは29秒00!2位は、こちらも全日本選手権初参加の鈴木選手でタイムは30秒17、そして、岸選手は初の3位入賞!
京商ボートが上位1,2,3位を独占しました!
そして、前日の興奮冷めやらぬうちに翌日のヒートレースがスタート!
ヒートレースは一度に6艇ずつ走り、着順でポイントを稼ぐレースで3ラウンドの合計ポイント上位6名でファイナルラウンドを行ないます。ファイナルとはいってもそれまでのポイントが加算されるので、ミスが出来ない難しいレースです。
今年はAMクラスに4名の選手が京商FMRで参戦しました。
予選ラウンドの3ラウンド目終了時点で京商FMRで2連覇中の榎本選手、私浜崎が暫定1、2位でファイナル進出を決め、岸選手がギリギリ6位でファイナルに残りました。
6名中3名が京商FMRと、昨日に続き期待が大きくなります!
しかし、スタート直前に榎本選手のエンジンにトラブルが!吹け上がらなくなってしまい遅れてスタート。私は先頭艇がフライングしてそのすぐ後につけました。岸選手は1コーナーの激しいルースターテールに巻き込まれて跳ね上がってしまい撃沈!この時点で6位決定となりました。私はこのままゴールすれば優勝だったのですが、2周目にブイカットしてしまい結果3位に。そしてスタートで出遅れたものの、安定した走りで確実にポイントを稼いだ榎本選手が優勝!
決勝ラウンドの動画はこちら。
周回レースMEクラスに続いてヒートレースAMクラスも京商ボートが優勝!
2日間で大小合わせて合計5つのカップをゲットできました!
レースを戦った選手の皆さんお疲れさまでした。そして優勝した殿岡選手、榎本選手おめでとうございました!来年も頑張りましょう!
そして応援してくださった皆さんに感謝しつつ今回のレポートを締めくくります。
有難うございました。
では。
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