第42回京商マリンカップin王禅寺 開催しました!

皆さんこんにちは。京商SS開発担当の浜崎です。

梅雨が明けた関東地方は真夏の暑さにやられてます!!

今回のブログはそんな暑さを忘れる久々の水物レースの話題です!

去る7月21日(日)に神奈川県川崎市にある「ベリーパーク in FISH ON! 王禅寺」にて開催された、第42回京商マリンカップin王禅寺の大会の様子をレポートします。

※今回は写真少な目、文章長めですみません・・。

朝から晴天に恵まれた会場には早朝から選手の方々が集まりました。この会場にはピットに最適な小屋や自販機、水道、トイレが完備されていているので安心してレースが出来ます。7時半過ぎにブイの設置が終わり受付開始。到着した時にはそよ風が吹いてたのですが、だんだんと無風状態に・・・。スムーズに受付が進み予定通りに集合写真撮影と競技説明のためにみんなで水面を見ると、ベタ凪の綺麗な水面が広がっていました・・・。

電動ボートの選手は喜び、ヨットの選手の顔には不安げな表情が。しかし、これも自然を相手にする水物レースの面白いところ!たまに吹くそよ風を捕まえるのも楽しみのひとつ!

レースの組合せが発表され、各々の船体にカラー表示プレートを取り付けて準備します。

今回のレースは次の5クラスで行なわれました。 

※ここから先は写真が無いので公式レポートをお待ちください。

●EPストッククラス

550クラスのモーターと7.2Vニッケル水素バッテリーを使う一番手軽な入門クラス。最高速度は約30km/h。プラスチック製の船体でウェーブチョッパー2.0RCサーファー4といった変わりダネの船体もちらほら。


●EPオープンクラス

ブラシレスモーターと4セルLiPoバッテリーを使った上級クラス。最高速度は約70km/h。高強度のFRP製船体で転覆しても自動復帰するジェットストリーム888VEなどが使われます。


●EMクラス

JMPBAの全日本選手権に適合したクラスでブラシレスモーターと6セルLiPoバッテリーを使った国内の電動ボートの最上級クラス。最高速度は80km/hオーバー!!目が追い付かずジャッジが大変です。

●650mmヨットクラス

全長650mm以下のヨットのクラスで今ではフォーチューン612のワンメイククラスになっています。船体が小さいので手軽な反面、強風ではコントロール不能になる事も有ります。


●シーウインドクラス

シーウインドによるワンメイククラスです。全長約1mの船体で微風から強風まで効率良く推進力に変えて走ります。


レースが始まり、まずは3組でのレースとなったEPストッククラスから。

1ラウンド目の凪の状態の中、ラジコン技術誌の堤選手、高山選手、鈴木選手がトップゴールし400Pをゲット。しかし、EPストッククラスには上位入賞者にハンデ(減点)を課すルールが有り、暫定トップのこの3人にもハンデが有ります。このハンデが最後に効いてくるか?


2ラウンド目は1組目で堤選手が出遅れ稲岡司朗選手がトップゴール。2組目は高山選手が盤石の走りでトップゴール。3組目は1ラウンド目でトップだった鈴木選手がリタイヤ!逆に1ラウンド目にリタイヤした大谷選手がトップゴール。この時点で上位の顔ぶれが大きく入れ替わりました。


そして、最終3ラウンド目はポイント順に組合せを変えた事実上の決勝レース!1組目と2組目が終わった時点でダークホースの大塚選手が744Pまで躍進!暫定トップはハンデ込みで700Pの高山選手とハンデ無しで700Pの稲岡司朗選手が並び、暫定3位の堤選手はハンデ込みで650Pと接戦!そして3組目がスタート!上位2名のバトルか!と思ったら稲岡司朗選手がブイカットのペナルティで減点50P!トップを走る高山選手がそのままゴールし最終結果は高山選手がフルマーク(全ラウンド1着)で優勝。2位に稲岡司朗選手。3位に堤選手となりました。


続いてEPオープンクラス

こちらは2組でのレース。まず1組目はストッククラスが不調だった鈴木選手が1着ゴール、2組目は稲岡俊宏選手が1着ゴール。

2ラウンド目は1組目、1ラウンド目でリタイヤしてしまった伏木田選手が1着ゴール、2組目はまたも稲岡俊宏選手が1着ゴールし単独トップに。

組合せを変えて3ラウンド目。1組目で伏木田選手がトップゴールして合計775Pと良いポジションに付けます。2組目の稲岡俊宏選手以外の選手は完走しないと上位には入れません。2組目がスタート!なんと暫定トップだった稲岡選手がリタイヤ!トップでゴールしたのは鈴木選手!最終結果は1100Pで鈴木選手が優勝!2位には全ラウンド2着でブイカット1回減点で850Pの高山選手。3位には稲岡俊宏選手という結果でした。


電動クラスの最後はEMクラス

今回はエントリーが少なく2名でのレース。

1ラウンド目がスタート。2人とも全日本選手権経験者なのでレースの駆け引きはうまい!と思ったら伏木田選手の船体がシケインで大きくブイカット!2回ブイカットをしつつもトップでゴール。2ラウンド目も伏木田選手がトップで1周目を回るか?と思われましたがシケインでまたもやブイカット。左コーナーは全日本選手権には無いので船体のセッティングが合わない様です。その間に鈴木選手がトップでゴール。3ラウンド目は伏木田選手も慣れてきたのかセッティングを変えたのかブイカットする事無く周回。しかし鈴木選手のライン取りには追い付けず最終結果は1100Pで鈴木選手が優勝!伏木田選手は200Pの減点が有り800Pで2位となりました。


続いて650mmヨットクラス

このクラスは3艇でのレース。スタート直前まで無風状態でしたが、たまにそよ風が吹きレースがスタート。先頭に立ったのは長谷川選手。他の2名はスタートラインをなかなか超えられず手間取っている間に長谷川選手がブイを回りゴール。トップ艇がゴールして3分後にタイムオーバーとなるので佐野選手と堤選手が必死にゴールラインを目指しますが、非情にもタイムオーバーとなってしまいました。2ラウンド目にはトップに立った佐野選手が第2ブイからゴールラインを目指すはずが、何故か電動クラスのコースをなぞって大幅タイムロス!その間に長谷川選手が逆転してトップゴール。2ラウンド終了時点で長谷川選手が0P(ヨットは1着が0Pで2着1.7P、3着3Pとなっています)で単独トップ。暫定2位には5.7Pで佐野選手、堤選手は7P。そして3ラウンド目、ここでも長谷川選手がうまく風を捕まえてトップゴール!トータル0Pの完全勝利で優勝!2位に堤選手、佐野選手は賞典外という結果でした。


最後はシーウインドクラス

5艇でのレースです。650mmクラスとは違って微風でも速度が出ます。スタートから長谷川選手と佐々木選手が先頭争い。ヨットは風上に向かう時にジグザグにライン取りするので、どこを走るかが重要なポイント。第一マークを回ると追い風になって一気に加速し風下の第3マークへ。ここからのライン取りで逆転劇が良く見られます。今回も先頭争いの場面で第3マークからの(風上への)登り勝負で後ろから追い抜くシーンが見られました。1ラウンド目は長谷川選手。2ラウンド目は佐々木選手がトップゴールで上位争いの構図に。


そして3ラウンド目がスタート。長谷川選手がトップゴールして優勝!佐々木選手が2位、3位にラジコン技術誌の元石選手という結果でした。


今年は9月22日(日)に御殿場市にある東山湖フィッシングエリアでも 第43回 京商マリンカップin東山湖 を開催します。興味ある方は観戦(もちろん無料です)だけでも、ボートやヨットをお持ちの方はぜひ参加してみてください。


長々と書いてしまいましたがここまで読んでくださった皆さん、有難うございます。

近日公開される公式のレポートはもっと簡潔になるかと思いますのでそちらの方もお時間あったら読んでみてください。

では。

KYOSHO RC BLOG

京商株式会社RCオフィシャルブログです。これまで皆様に閲覧いただいておりました「R/C CAR BLOG」、「SEA & SKY BLOG」、「MINI-Z開発室ブログ」の3つのブログを統合しました。引き続き、製品情報や開発情報、イベント情報などをお届けして参りますので、どうぞ暖かい目でよろしくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000