皆さんこんにちは。京商RC開発担当の浜崎です。
11月に1/12ビンテージシリーズ第16弾「プラズマMK.3リミテッド」が発売されました!
このプラズマMK.3リミテッドについて京商レジェンドドライバーの高麗 淳一さん、京商ワークスドライバーの松本 裕之さんに対談いただきました。こちらの動画をよかったらご覧ください。
そして、今月12月15日に神奈川県愛川町にあるSRTで行なわれる第49回 京商グランプリに初の電動クラスとしてファントム・プラズマクラスが新設される事になりました!早速そのレギュレーションを決めるべくSRTさんにお邪魔してテスト走行を実施してきました。
この日持ち込んだのはファントムExtとプラズマMK.3リミテッドの2台。ファントムExtは京商カップ仕様で、いつもレースで走っているシャシーにボディはCRC2(ウイング無し)です。
プラズマMK.3リミテッドはα-2ボディにウイング付き、モーターはル・マン480ゴールドの進角10°、ESCはル・マン240S、タイヤは前後ともファントムと同じキット純正品をフロント47mm、リヤ52.5mmにセットしました。
9月のコース改装後初走行でしたのでまずはコース全景をチェック。
さすがに1/8レーシングカーが走れるコースだけあって広い!そしてヒビ割れや凹凸のないフラットな路面に感動!左には大きなハートマーク?
ボディが綺麗なうちに写真をパシャリ!
とにかくコースが大きくてタイトコーナーが少ないので、いつもよりスロットルを全開にする時間がとにかく長い!それに加えて大きく減速する所が少ないのでスムーズに走れる感じです。今回は毎月行われている走行会にお邪魔してのテストなのでタイム計測は行ないませんでした。
走行会にはいろんな車種が参加して楽しそうに走ってました。
さて、テスト走行ですが最初はピニオン最大の32Tでテストします。初めてのレイアウトなので感覚を掴むまでは流して走りグリップ感とコーナーの挙動、速度の伸びをチェックします。ファントムに慣れているとコーナーからの立ち上がりのスロットル操作が粗くなりがちですが、プラズマの場合少し丁寧にスロットルを開けていく感じで走ります。だんだん慣れてきて速度を上げると、やはり32Tピニオンはかなり気持ち良く速度が伸びます。
テスト走行は練習用ボディで。5分ほど走って次はファントムをテスト。コーナーのクイックさは圧倒的にファントムに分があります。しかし、コーナーを立ち上がってからの加速と高速の伸びはプラズマの方が速いですね。32Tピニオンだとプラズマの方がかなり速いという結果でした。次に、ピニオンをファントムと同じ27Tにして同行してもらった古屋さんに協力してもらい2台でチキチキレース。
数周走ってみてまだプラズマの方が速いのでマシンを交代して再度チキチキ。やはりプラズマの方が速いという結果です。
プラズマのピニオンを26Tに変更しもう一度テスト。今度はファントムとプラズマで抜きつ抜かれつでほぼ同じ速さになりました。マシンを交代して走行しても同じ状況。
この結果から、京商グランプリのレギュレーションではプラズマMK.3のピニオンは26T以下に決めました。
※京商カップ、ル・マンカップでのプラズマのレギュレーションはピニオンギヤの規定が違いますので間違えない様に!詳しくはそれぞれのレギュレーションをご覧ください。
その他のモーター、ESC、バッテリー、タイヤはファントムと同じレギュレーションです。そして、ボディについてはキット付属のα-2が意外に安定感があって良い感触でした。このボディ、ファントムに付けても挙動がマイルドになってコーナーが大きいSRTには向てるかも。
ちなみに、今回走らせたプラズマのセッティングは下記のとおりです。
●ピニオン:26T
●ESC:ル・マン240S(パンチを4、ニュートラルブレーキを3に設定)
●モーター:ル・マン480ゴールド(進角10°)
●タイヤ径:F47/R52.5mm(ロードクリアランス 前後4.5mm)
●フロントスプリング:ハード(ゴールド)+ワッシャー0.5mm2枚+0.3mm2枚
●キングピン:3.0mm(太い方をEリング無しで4mmセットビスで固定)
●リヤAバー:P6 Oリングを追加。
●キャスター角:フロントサスアーム前部にゲージを当てて7°にセット。
●ダンパーオイル:#500
これらはあくまでも参考程度にご覧ください。
京商グランプリにはすでに多くのエントリーが集まっていて盛り上がりそうでとても楽しみです。私もファントム、プラズマクラスに参戦するかも?
では。
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