皆さん、こんにちは。
R&Dグループの古屋です。
RCカーの話題をお届けいたします。
今日は先日10月11日(日)に長野県 2 in 1サーキットで行われたファントムプラズマ ルマンカップで見事TQ、優勝した高麗さんに、マシンのセッティングを詳しく知りたいとリクエストしました所、なんとご本人から直々にレポートにまとめて頂きましたので、そのままお伝えいたしたいと思います。
ファントム、プラズマの生みの親、粉川氏も参戦!
そして私の職場の先輩でもある松本さんも参戦。
久しぶりのレースに意欲的で、朝練して張り切ってました(笑)
もちろんレジェンド高麗さんも。
この日の高麗さんは絶好調!
先に結果をお伝えしますが
コントロールプラクティス 1位
予選 TQ
決勝 1位(優勝!)
つまり完全優勝でした~
ではここからは高麗さんのレポートです。
コントロール前の練習走行にて、リアアクスルの閉め忘れからクラッシュして新品ボディがバラバラになってしまったので急遽プラズマ用のガンメタボディに。
路面と同化して見難かったのでウイングだけ赤で・・・カッコワルイ
今回のPZFのセットアップ及び仕様
(予選2回目 TQ 15周5:14:800 ベストラップ 16.494 時のセット)
◆フロントセクション
1.スプリング ミディアム
2.車高 5.5mm アクスルスペーサー0.5mm ※キャスターは付けていません。
(ノーマルは外して計0.5mm)
3.ステアリングサーボマウントプレートの変更 ※プラズマ用のカーボン
(シャシーとサーボマウントプレートの間を1mmスペーサーでフローティング)
4.タイヤ径 43.5mm
◆リヤセクション
1.ダンパーオイル #550
2,ダンパー取付位置を変更(前側を出来るだけ低く。5.8mmボール使用)
3.スプリングプリロード 1.5mm
4.Aバー センターOリング 内側/黒 外側/オレンジ
5. Aバー サイドOリング 純正オレンジ
6.ボールデフ 車軸下 車高5.5mm
7.タイヤ径 52mm
◆ボディ アルファ2 + ウイング(ハイ・リップ)
◆プロポ フタバ10PXR MC600サーボ(URモード)
◆LE MANS 240Sアンプ プリセットからパンチのみレベル4
◆モーター LE MANS 480GOLD 進角 ピニオン27T
当日のセットの変更は上記セットから以下の流れで行いました。
練習からコントロール、予選1回目までは ギヤデフ。
予選2回目から ボールデフに変更
予選3回目は 予選2回目の変更+リヤウイング(ロー・リップ)
決勝 予選3回目からの変更
リヤウイングをハイ・リップに戻してスプリングプリロード + 1回転
今回のポイント
① 路面のギャップが多いので車高を上げてサスペンションストロークを増やした。
② シャシー全体を左右均一に近い状態、尚且つしなりを増やす為、サーボマウントプレートをフローティングにした。(1mmスペーサー)
③ ギャップで極端な姿勢変化が起きるのでアンダー方向のボディ、アルファ2を選んだ
④ ダンパーオイルを固くした(これは後で説明します)
⑤ 路面の変化でシビアさを感じたので予選2回目からボールデフに変更した
さてダンパーを固くする・・・・に関してですが、
最初はギャップ走破性の為に柔らかいオイル#250を使用していました。
しかし大きなギャップを吸収せず逆に跳ねる現象を強く感じました。
車高を上げてストロークも多いのでダンパーを良く動かしても跳ねるという事はダンパーがジャックアップ、ジャックダウンを起こしているのでは?と思いましたが、実車のようにハイスピードバルブなど存在はしないのでオイルをブローオフさせる事が出来ません。
なので、考えました(笑)
最初からオイルがオリフィスを通る速度を抑えるように硬い#500に変更してみたところ、柔らかいオイルより大きな跳ねが無くなり、走りやすくなったのでさらに#600まで上げてみました。これだと#500より少し動きが重く感じたので、中間の#550で良いフィーリングが得られたという感じです。
まぁでもこれはジャックアップ、ダウン現象が出るよりマシという感じで、ベストとまでは言えませんが・・・
この状態でスプリングのプリロードが強いままだとダンパーを早く戻してしまいジャックダウンを起こしやすくなってしまうので、プリロードは弱くしなるべくオイルの移動速度を抑えるようなセッティングにしました。
もちろんオイルが固くなるので低速域でのピストンバルブの移動量が少なくなり小さなギャップは飛んじゃいますが大きな入力では安定していました。
これがギャップがあるけどダンパーオイルを固くしたという理由です。
今回はこれで乗り切りましたが、さらに煮詰めればまた別の答えがあるかもしれませんね。
RCで2乗の法則を肌で感じた瞬間でした。
ボールデフへの変更は路面の変化が大きくなったのを感じ、ギヤデフだと7~8割に抑えないと立ち上がりでシビアな動きが出てきたのでボールデフにしました。この変更でイージードライブになり予選2回目は良いタイムが出ましたね。
決勝は「今回も大変だな~」と思いつつ、バトルを楽しもうと思っていましたが、2位以下が混戦模様だったため、後ろのペースを見ながら少し抑えて走り、ゴールしました。
以上です!
PS: ちなみに、高麗さん10PXR 初レース初優勝で~す‼ 凄~い~
計測スタッフの村井さんも今日は参戦。楽しそう・・・
所さん、三村さんはビンテージミートとルマンカップに2日間参戦してくれました。
ありがとうございました~
今日はこれまで
また次回をお楽しみに~
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