自前のプロポでFAZER Mk2を走らせよう

皆さんこんにちは。RC営業担当の坂本です。毎週水曜日はRCカーの話題をお届け致します。

毎年恒例の大型見本市、静岡ホビーショーも大盛況のもと無事に終わりました。今回のホビーショーの一般日には、たいへん多くのお客様に京商ブースへご来場頂きました。当ブログをご覧頂いているという方もいらっしゃり、大変嬉しく思います。この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

以前より当ブログでも度々紹介しているアイテム、1/10電動ツーリングカーレディセット”FAZER Mk2”。

1/10サイズの電動ツーリングカーとしては、京商では久々の新型マシンとなり、今年度の京商カップの公認クラスにも採用され、2019年度に注力するアイテムとして位置付けております。

そんなこともあり、今年1月の発売以降は各地で反響もあり、発売以降、今日まで順調に販売数を伸ばしており、嬉しく感じております。

そんなFAZER Mk2シリーズですが、最近よく現場で質問を頂くのが、「自分の手持ちの送信機やサーボに載せ替えられますか?」という声。

ご存知のとおり、FAZERシリーズは送信機や受信機、スピードコントローラー等は搭載済みの組み立て完成モデルです。セットの他に送信機用電池と走行用バッテリーと充電器さえあれば、すぐに走行可能ですが、自分の送信機でも走行してみたいという方もたくさんいらっしゃるようです。

走行性能、耐久性の大幅アップに加え、取り付けビスを極力減らしたメンテナンス性の考慮など、RCビギナーだけでなく既存のツーリングカーファンの方にも支持を頂いているシャシーのようで、これまた嬉しく感じております。

もちろんFAZER Mk2シリーズは皆さんのお手持ちの送受信機への変更は可能なモデルです。本日のブログでは、実際に手持ちの送信機に変更する方法を簡単ではございますが、紹介したいと思います。

上の写真は私のマシンと送信機です。送信機と受信機の一式を自前のものと変更し、走行可能な状態になりました。私はKO PROPO製のホイラープロポ「EX-RR」という送信機を現在メインで愛用しております。今回レディセットから交換したのは、送信機、受信機、ステアリングサーボの3点となります。まずはサーボの交換方法から解説します。

上の画像が搭載するサーボです。写真を見てお分かりになるかもしれませんが、サーボの長さが短い、”ロープロタイプ”と呼ばれる小さいサイズを搭載してみました。今では各社からこのサイズのラインナップは一般化されております。サイズが小さくなった分、マシン重量を軽量化出来るメリットと、メカ搭載のスペースを確保しやすいメリットがあります。FAZER Mk2のシャシーには、始めからセットされている通常サイズのサーボと、上のようなロープロタイプ双方に対応しております。

次に適合するサーボホーンを取り付けます。サーボホーンは各サーボメーカーによってホーン取り付け部のピッチが異なります。他社のサーボをマシンに搭載する際は、メーカーに適合したサーボホーンに取り替える必要があります。下の写真はサーボホーンのセットパーツです。

FA504 サーボセイバーセット FZ02  ¥850(税別)

レディセット標準のサーボに使用されているサーボホーンには、”25”と刻印のあるホーンが使われています。これはサーボに取り付ける部分の歯数を表しています。私のサーボはKO製のサーボなので、歯数は異なり”23”が適合するので、上記セットに入っている23と刻印のあるホーンに変更しました。

サーボホーンの歯数は23~25まで3種類存在します。先ほどもお伝えしたとおり、メーカー毎にこの歯数は異なり、サンワ/KO製のサーボは23、ハイテック社製は24、フタバ社製は25となりますので、皆さんのお手持ちのサーボに載せ替える際は参考にして下さい。

もしよく適合が分からない場合でも、ホーンをサーボに当ててみて簡単に取り付け出来れば、それが適合するタイプとなります。


次にサーボをシャシーから取り外しする際は、シャシーフロントのアッパープレートを取り外します。まず上部のビスを緩めていきます。

アッパープレートを外すと下の写真のようになります。


次にサーボを取り外します。シャシー裏側の2本のビスを緩めると取り外せます。


メカ関連は結束タイラップでまとめられています。致し方ないのですが、タイラップはニッパー等で切断します。コネクターを受信機から外し、受信機本体もシャシーから取り外します。ちなみに受信機は両面テープでサーボ側に固定されており、スピードコントローラーのスイッチも両面テープで固定されています。こちらも一旦はがす必要がございます。


メカを取り付ける際は、今度は逆の作業工程となります。取り外したビスやイモネジ等、そのまま使用しますので失くさないように注意しましょう。タイラップと両面テープは京商からも発売しておりますので、よろしければご利用頂ければと思います。


96441B スポンジテープ(1×100×150)  ¥300(税別)


自分の愛用する送受信機で操縦するFAZER Mk2も、新鮮でなかなか良いものです。普段通われているRCサーキットでより本格的に走り込みたいという方は、FAZER Mk2の優れたマシン性能を体感し、きっとお楽しみ頂けると思います。

なお、京商カップ2019のFAZERクラスにおいては、セットに付属する送受信機以外は使用出来ませんので、出場を検討されている方はご注意下さいね。

本日のブログはRC営業担当の坂本でした。最後までお付き合い頂きありがとうございます。

KYOSHO RC BLOG

京商株式会社RCオフィシャルブログです。これまで皆様に閲覧いただいておりました「R/C CAR BLOG」、「SEA & SKY BLOG」、「MINI-Z開発室ブログ」の3つのブログを統合しました。引き続き、製品情報や開発情報、イベント情報などをお届けして参りますので、どうぞ暖かい目でよろしくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000