皆さん、こんにちは。
R&Dグループの古屋です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
今日はまもなく発売予定のアウトローランページプロをご案内させて頂きます。
https://rc.kyosho.com/ja/rccar/epoffroad/34362.html
アウトローランページは何度か紹介させて頂きましたが、“プロ”はその進化版でございます。
何が進化したかと言うと実は盛りだくさんでして…、たくさんのバージョンアップパーツが満載されている70%完成組立てキットなのです。あまりに盛り沢山なので、今回と次回の2回に分けて装備内容をお届けしたいと思います。
早速ですが、『アウトローランページ』は、完全完成状態のreadysetとして発売しましたが、進化版の『アウトローランページプロ』は、搭載するメカはユーザーご自身の好みのメカを搭載して頂く為にメカ(プロポ、受信機、サーボ、ESC)は別購入設定の組立てキットです。
組立てキットと言っても主要部分は全て工場にて組立されていて、主に①メカの搭載、②オイルダンパー(組立済)にオイルを注入して前2本、後ろ2本の搭載、③ボディの塗装と組立ての3項目完成できる組立てキットです。(写真は試作品です。ホイールはメッキホイールが付属します。)
今回の装備で一番目を引くのが何と言ってもロールケージです。
実車のトロフィートラック同様に、スペアタイヤ2本をテールに配置したデザインです。しかもこのスペアタイヤは駆動輪と同じものを2個搭載していますので、走行用としてもお使い頂けます。駆動輪がすり減ったら交換出来ちゃいます。ホイールはスペア含めた6本全てメッキ仕様のホイールです。
このロールケージは見た目だけではなく、2WDカーの場合、走行時はリア荷重が必要になりますが、このロールケージはシャシーからリヤアクスル(ギアボックス)をまたぎ、テールに伸びていますので、サスが弾むのを押さえる効果が絶大です。
また、スペアタイヤは駆動輪と同じものなので1輪が約120gほど有り、2本で240gと適度な重さが有り、リヤタイヤのトラクションを稼ぎます。
更にスペアタイヤ1本止めもできるマウントを備えています。実車もスペアタイヤが1本だったり2本だったりしますが、固定方法も実車同様の固定方法を採用し、リアルに再現しています。
そしてアルミ製のケースにハードアルマイト処理を施し、ケースとダンパーシャフトはそれぞれ3mm延長しています。
更にダンパーシャフトはチタンコートが施され表面強度を上げて小傷を軽減し滑らかな状態を長く維持します。
待望のスタイビライザーを前後に標準装備致しました。しかも線径が異なる3種類が付属しますので、ロールの硬さが自由にセッティングできる様になりました。
前後とも1.8mm、2.2mm、2.6mmの3種類のスタビライザーバーが付属します。バーの色はブラックになります。
リアのスタビライザーホルダーはダンパーステーも兼ねており、ダンパー2つ後ろの穴に取り付けるポジションに変更されました。ダンパーのストロークも3mm延長されていますのでリバウンドも十分に確保できています。
さらにスタビライザーアームとアクスルを繋ぐバーはターンバックルを採用し、左右の微調整を可能にしています。
オフロード走行時の耐久性と信頼性をさらに高めるべく、スライダー式を改め、ワイパー方式のステアリング機構を採用し、ワイパーポスト部に4個、ステアリングプレート部に2個の合計6個のボールベアリングを標準装備し、スムーズな動作を実現。また、フロントのトーの調整が可能なターンバックルタイロッドも標準装備。ボールエンドはボールスタッドを外さずにネジ部の着脱が可能な穴によりメンテナンス性が向上しました。
シャシーの保護には欠かせないアルミ製スキッドパッドを標準装備。
フロントバンパーやシャシーを保護するアルミフロントスキッドパッド。見た目にもスケール感や重厚感が増し、トロフィートラックらしい力強さを演出。
シャシー底部の重量アップにより、低重心化を促すアルミモータースキッドパッド。凹凸が大きい悪路で走行する時やジャンプの着地時などにモーター及びギヤボックスへの衝撃も緩和し、走破性をアップ。また、市販の重りを固定できるネジ穴も装備しています。
駆動ロスを低減するボールベアリングを装備したフルボールベアリング仕様(全20個)。
こんな感じで、かなり装備が充実していると思います。
今回は主な装備をご紹介しましたが、次回は更に細部のご案内をさせて頂きたいと思います。お楽しみに!
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