今回は復刻版のアルティマを走行させてきたのでその紹介です。
みなさんは、今年の初ラジは済ませましたか?
僕は1月は6日間ラジコンやってきました。
RCカー開発担当の宮崎です。
復刻アルティマですが、まずは標準で組立て・・と言いたかったのですが、ダンパーだけはオプションのプレッシャーダンパーを最初から入れてしまいました。
ただのマニア心で深い理由はありません、ゴールドにしたかっただけです。。
組立に関しては、ちょっと説明書が難しく感じる箇所もあったのですが、年を跨ぎながらもなんとか走行状態まで仕上げました。
基本的には説明書の寸法通りに組み上げ、年始早々に埼玉県加須市にある『スカイホビー』のオフロードコースでシェイクダウンしました。
ここのコースはジャンプもなく、初心者や旧車に優しいコースです。
罠もありますけどね・・
まずはキット付属の(M)コンパウンドタイヤでコースイン!
弱アンダーですが、車の動きが破綻することなくいいバランスになっています。
もちろんコーナーの立ち上がりでガツンとパワーを入れるとリヤ駆動なのでスピンしてしまいます。
立ち上がりは優しくスロットルを入れてあげましょう。
次にオプションの(S)コンパウンドを履いて走行。
タイヤを触った感じでは違いが判らなかったのですが、走行させてみるとワンランクグリップがアップしています。
標準のタイヤでも十分楽しめますが、そのタイヤで遊びつくしたら次はソフトを試してみましょう。
一応プロラインのタイヤも持って行ったのですが、オプションタイヤのグリップが十分あるので使用しませんでした。
使用したモーターですが、最初にブラシモーターの20ターンを入れてみました。
70703 540クラス Gシリーズモーター G2X
ピニオンは付属の25枚を使ったのですが、小さく感じたので大きいピニオンギヤを試してみました。
どうやら29枚あたりがこのモーターには良いようです。
逆に標準のピニオンギヤはどのモーターに良いのか試してみたところ、ブラシモーターの15ターンくらいが良かったです。
70705 540クラス Gシリーズモーター G15 シングル
結構速いモーターを想定していたんですね。
続いてオプションパーツのチェックです。
最初に土コースの定番、ボールデフを入れてみました。
フィーリングとしてはギャップで車が跳ねていてもギヤデフに比べてトラクションの抜けが少ないので安定して前に進んでいきます。
ギヤデフで同じようにトラクション抜けを防ごうとすると硬いオイルを入れる必要があります。
しかし硬いオイルはコーナーリングの時に向きが変わりにくくなってしまうのである程度柔らかくする必要もあります。
硬くしたいけど柔らかくしたい。
ちょっと矛盾してますよね。
なので土のコースはギャップが多いのでボールデフが適しているのです。
デフオイルの番手に悩むこともないのでストレスがひとつ減ります。
あとボールデフと同時にユニバーサルスイングシャフトを入れてみました。
OTW125 ユニバーサルスイングシャフト(2入/オプティマ)
ちょっと短い気もしたのですが、脱落のトラブルもなかったので問題ないでしょう。
ちなみにリバウンド量はダンパーの長さで調整するのですが、ダンパー長は上のボールと下のボールの中心の長さで92mmまでに収めましょう。
それ以上伸ばすとデフカップからユニバーサルスイングシャフトが脱落してしまいます。
ご注意ください。
これが限界です。
あと、ダンパースプリングやフロントのトレール付シャフトも試してみたのですが、これはもうちょっとテストしてからコメントします。
そして1月の『いこいの村あしがら走行会』にも持ち込んでみました。
いつものスコーピオンとの比較ですが、ギャップの突進力はスコーピオンの方が勝っています。
いこいの村は、路面がボコボコの場所もあるので有利なポイントです。
そしてコーナーを曲がった感じでは、アルティマの方が安定していました。
ジオメトリーは違えど現代のサスペンションと構造は同じですもんね。
ここでもオプションのソフトタイヤで十分遊べました。
ということでトロフィーをゲットです。
そしてこの後も群馬県のゴエモンサーキットやスカイホビーサーキットを再び訪れて、いろいろと秘密のテストを行ったときにアルティマも持ち込んで走行させました。
ゴエモンは1/8がメインのコースですが、普通に走っちゃいました。
アルティマ、良く走ります!
おまけ
ゴエモンサーキットのピットのコース側に壁が設置されました。
道路側は以前のままですが、コースからの風が入らないだけでも快適になりました。
非常に助かります。
では、今度の週末(2/9)はこのアルティマを持って足柄に出没します!
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