皆さん、おはようございま~す!!
いろいろな開発担当の伊藤です。
今回は前回に引き続き1/10エンジンツーリングカーのFW06の話です。
無事「FW-06 レディセット 2020 メルセデスAMG GT3」も出荷出来たので、自分の車もメルセデスのボディを搭載して、セッティングをしていこうかと粛々とメンテナンスしております今日この頃(笑)
何度も走行をしてきた私のFW06。今日はダンパーのメンテナンスをしようと思います。
Oリングも交換してオイルを入れなおし、組んだのですが、どうもダンパーシャフトの戻りが鈍く、重い感じがあります。
縮めたところから
どのくらいのスピードで戻るのかを
写真でお伝えするのは難しいですが、ゆ~くりと戻り、しかも戻る量も少ないかな~と。
指で上下に動かすと重さ(=オイル+Oリングの摩擦抵抗)が分かりますよ。
まぁ通常仕様でも問題無いのですが、もっとスムーズさが欲しいなぁ~と。
せっかくだからもっとフリクション減らしたいなぁ~と思っていると、オイル漏れを防ぐために組み付けられているOリングにいくつか種類があるので、別のものをトライしてみることにしました。
Oリングは、オイル漏れを防ぐと共に、ダンパーシャフトと擦れる部分でもあります。なので、その部分のフリクションを極力減らせば、よりしなやかなサスペンションへ近づきますよね。
ということで、Oリングを通常の物からX断面型Oリング(P3/ダンパー用)に変更!
これを選択した理由ですが、断面がOでは無くX形状のOリングの方がシリコンオイルに対する膨張に強いという特性があり、それによってダンパーシャフトへのフリクションが少ない状態を維持できるようになるのです。
京商では、X断面型Oリング(P3/ダンパー用)が2種類あります。透明の方はシャフトがスムーズに動くという特長があり、オレンジ色の方はオイルがより漏れにくくて耐久性が高いという特長があります。
¥600(税抜
今回私は透明の方のORG03Xをチョイス!
さっそく組替えです!
かなりフリクションが減って、ダンパーピストンがちゃんと最後まで戻ってくれるー!
※スームズさを伝えるため戻り量の設定はしていません。
いやぁとてもスッキリする気分になりますね、コレ(笑)
久々に超感動しました!
サスペンションがスムーズに動作することは走りにも影響しますからね。実際に先日走行したらとてもしなやかで反応も良くなりました!!
良かったら是非皆さんも試してみてください(^^)
前回のブログでFW06の動画紹介をしましたが、その後2つほど動画が出来上がっていますので、もしまだ見ていない方は是非ご覧下さいね!
ここ最近さらに外へ出るのも難しく、ストレス発散が困難な時ではありますが、粛々と屋内でより良い車体に仕上げていき、セッティングを妄想して現実逃避するのも、ホビーの良い所だと思います。なので、皆様うまくホビーを活用してくださいね(笑)
引き続き体調管理に気をつけて頂きながらも、ホビーをお楽しみください!
それでは、また次回お会いしましょう!
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