ようやく涼しくなってアウトドアでの活動が快適になってきましたね。
RCカー開発担当の宮崎です。
今回は今月リリースされるハチイチバギーを2つ紹介します。
どちらも完成済ですぐに走行できてしまうレディセットです。
こちらはエンジンモデルの『インファーノMP9 TKI4 V2レディセット』。
そしてこちらが電動モデルの『インファーノMP9e Evo. V2レデイセット』です。
京商ホームページには掲載されているのでチェック済の方もいらっしゃると思います。
どちらのモデルもすでに同モデルが発売されていて、それをマイナーチェンジしたものです。
ベースとなるシャシーは信頼のインファーノMP9になります。
では、変更点を見ていきましょう。
まずは両車に共通した部分ですが、タイヤのパターンが変更になりました。
ちょっとゴツゴツしたピン形状で以前のものより高くなっています。
従来型のものは、細かく低いピンがたくさんありサーキットでは普通に使えたのですが、土が深い所ではグリップが不足しアスファルトのようなところではちょっと減りやすい性格でした。
こちらが従来型ですね。
今回はピンを大きく高いものにしたことで、路面に土ボコりが多いところでもグリップし、アスファルトでの耐久性も若干ですがアップしています。
次にフロントのショックステーの厚みが3mmから5mmへと厚くなりました。
サーキットを走行せていると、やはり大抵の人は自分も含めジャンプがうまく飛べず逆さまに落ちることが1日に何度もあると思います。そんなときに負担がかかるのがフロントのショックステーで曲がることもあったと思います。
こんな感じで転んだときですね。
曲がったものはすぐに戻せるのですが、精神衛生上よろしくないので強度を上げました。
ストレートを全開走行中に横の壁にぶつけてやっと曲がるくらいまで強度が上がったので大分強くなったと思います。
そしてそれぞれボディカラーが変更になりました。
電動もエンジンもそれぞれ形状は以前のモデルと一緒です。
こちらがエンジンバージョン。
こちらが電動バージョンになります。
ちょっと写真では分かりにくいですが、どちらも鮮やかな蛍光色を使用していて視認性は抜群ですね。
電動バージョンは、モーターのkv値を2000から2300にアップしました。
モーターケースのカラーが渋い赤になってます。
以前は黒い缶でシャシー になじんでいたのですが、今回はやたらと存在感を主張してきます。
パワーアップしてもギヤ比の変更はしていないのでkv値が上がった分だけ単純に速くなっています。
もうパワフルで単純に楽しいです。
サーキットでも楽しいのですが、広いところで全開走行するのも楽しいです。
ピニオンギヤも1~2枚大きくすると最高速度も速くなり、サーキットではジャンプが楽になります。
ただし温度が上がりやすくなるので長時間の連続走行は厳禁です!!
先日、量産品が届いたので製品チェックを兼ねて社内のメンバーと群馬県のゴエモンサーキットに行ってきました。
日本に入荷してきた車をここで開封し、量産品の走行チェックをします。
相変わらず良く走ります。
タイヤはレースものには若干劣りますが、普通にコースを走る分には問題なさそうです。
車もたくさんクラッシュしましたが、特に壊れることもなく1日遊ぶことができました。
電動バージョンですが、こちらはヤバイくらいパワフルです。
コンペティションモデルのMP10eも持ち込んだのですが、こちらはkv2000に対しレディセットはkv2300なので慣れないとコース上に留まるのも困難なほどです。
どちらも楽しいのですが、パワーを求める方には電動バージョンをオススメします。
エンジンの煙や排気音に魅力を感じる方にはエンジンバージョンがオススメです。
正直どちらも基本同じシャーシなのですが、搭載するパワー系が異なることでそれぞれ個性がありどちらを選んでも満足できると思います。
また、一見値段も安くはないですが、レースもののキットを購入し周辺機材を揃えることを考えると恐らく半分以下の投資でハチイチの世界を味わえます。
ラジコンにはミニッツから1/10サイズと色々なジャンルがありそれぞれの世界がありますが、同じようにハチイチも独特の世界があるのでぜひ体験してみて欲しいと思います。
当日、ビデオ撮影も行い近々ホームページにアップされると思うので後日チェックしてください。
おまけ
9/27に旧北足柄中学校の走行会に参加してきました。
基本的に1日フリー走行なのですが、2~3回レースがあります。
レースといっても本格的なものではなく3周くらいの『ヨーイドン』でスタートするレースがあります。
クラスが3つあり、15クラスと1/8レディセットクラス、1/8オープンクラスがあります。
15クラスのスタートシーン。
1/8クラスのスタートシーン。
先ほど紹介したレディセットでもここなら気を使うことなく楽しむことができます。
ちなみに自分は電動のMP10eを持ち込み遊ばせてもらいました。
レースもレベルに応じてどちらかのクラスに参加できるので、エンジンモデルではないからとあきらめる必要はありません。
ちなみに今回は約30名の参加がありました。
毎月第4日曜に開催されているので、もし興味があったらココをチェックしてください。
では!
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