当ブログにお越しいただいた皆様、ありがとうございます。RCカーボディ担当の片野です。毎週水曜日は、RCカーの話題をお届けしています。
本日は、前回予告していたホイールのカスタムの結果をお伝えしたいと思います。
まず、前回のおさらいから。
作戦1:マスキング+プライマー+黒塗装
メッキをマスキングして、メッキにプライマーを吹いた後、黒に塗装
作戦2:メッキを剥がした後、マスキング+金属調塗装
一度メッキをすべて剥がして、黒の部分をマスキングして、その他を金属調塗装
作戦3:マスキング+メッキ剥がし
メッキをマスキングして、黒の部分にだけ剥離剤を使用し、メッキを剥がす
作戦4:つや消し黒を筆塗り
マスキング作業を省いて、つや消し黒を直に筆塗り
まずは、作戦2と作戦3から
メッキを剥がす際に使用したものは、家庭用の排水溝を掃除するパイプユニッシュを使用しました。注意として、あくまでもこの方法は、推奨しているわけではありませんので、行う場合は自己責任でお願いします。
作戦2は、瓶にパイプユニッシュを、ホイールの剥がしたい場所が液体につかる様に入れました。
作戦3は、剥がしたい部分にだけ、パイプユニッシュを筆塗りしました。
どちらも、1週間くらい換気の良いところに放置しました。
その結果はこちら。。。
作戦2は、綺麗にメッキは剥がれています。ですが、メッキの下地処理のプライマーが残っていて、谷の部分が白色しています。メッキのプライマーを剥がすとなると、また時間がかかるので、失敗です。
作戦3は、何度も筆塗りしましたが、うまく剥がれませんでした。ただ、剥がれたとしても作戦2を見る限り、谷の部分が白色しているので、これも失敗です。
次に、前回作成した3Dで作ったマスクがこちらです。
せっかく作ったのですが、作戦1で使用するのは、2枚目の画像のものになります。
前回も説明しましたが、使用方法はこの様になります。
作戦1は、真ん中の穴を利用して、ホイールとマスクをネジとナットで固定し、エアブラシを使用します。黒を塗る前にプライマーとして、ミッチャクロンを吹き付け、その上からセミグロスブラックを塗装しました。
思いの他、うまくいったので自分でもビックリ、これなら4本塗る気が起きます。
プライマーは必要で、軽く爪で引っ搔いても剥がれることはありません。ただ、強く引っ掻いたら剥がれてしまいます。
最後の作戦4です。
筆跡を残したくないので、これはつや消し黒で塗りました。
結果はこちらです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、あまり綺麗ではありません。
それとプライマーを使用していないので、爪で簡単に剥がれてしまいます。
この4種類を検証した結果、現実的にやれそうなのは、作戦3か4かと思います。
ただ、塗装が剥がれてしまう点については、もう少しいろいろ試したいと思います。
それは今後の課題ということで。。。
最後に、早速エルカミーノにこのホイールを履かせてみました。
それがこちらです。
足回りがぐっと良くなりますね。
もし気に入っていただけたら、塗装に挑戦してみてください。
ホイール単品販売はこちらになります。
FAH703SM
¥1,200(税抜)
今回作成した塗装マスクの3Dデータですが、こちらにアップしておきます。
気になる方は、3Dプリントしてみて使ってみてください。
今回は以上となります。
お付き合いありがとうございました。
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