皆さん、おはようございます!!
開発担当の伊藤です。
今回は、これから発売する「EPスターターパックプラス」の「KSS搭載ジャイロ付受信機」と既に発売中の「Noble NB4」の「モデルメモリー」について、知っておくと便利なことをお伝えしたいと思います!
ちなみに、「EPスターターパックプラス」は前回のブログで解説していますので、初めての方は、是非こちらも読んでくださいね。
では、まずは「EPスターターパックプラス」の「KSS搭載ジャイロ付受信機」に関して、知っておくと便利なジャイロのセッティングの仕方を説明します。
ジャイロのゲイン(センサー感度)調整は以下の図のように、ダイヤルを回すようになっています。
この「KSS搭載ジャイロ付受信機」は、以下の状況の時に効果を発揮します。
例1)ストレートを高速で走行中、常にハンドリングが落ち着かず、車体がフラフラする。
このような症状は、サーボの保持力が足りてない時に良く発生します。なので、ステアリング側のジャイロゲインを増やすと良いでしょう。ただし、あまりゲインを増やしすぎると、逆にサーボが小刻みに振動して、ハンチングを起こしてしまうので、ハンチングが起きず、ハンドリングが落ち着くところを探して、ゲイン調整のセッティングをしていきましょう。
例2)コーナー立ち上がりの加速時に車体がスピンする。
このような時は、もちろん車体自体のセッティングや路面とタイヤの相性もあるので、一概にすべて解決できるわけではないですが、スロットル側のジャイロゲインを増やすと抑えることができます。ただし、送信機のスロットル操作と車体の加速タイミングが合わない、レスポンスが悪いなと感じた時は、ジャイロゲインを増やしすぎているので、その場合は弱めましょう。違和感無く立ち上がり加速できるところを探して、セッティングしていきましょう。
ちなみに。。。
私の場合、最初はステアリングもスロットルもゲインをゼロにして、車体の基本動作(加速/ブレーキ/ハンドリング)とその日のコースの路面状況の確認のため数周走らせます。その後、ステアリング側のゲインをMAXにして走行し、強いなと感じたらゲインを半分に減らす、まだ強いなと思ったらまた半分に減らす、というように様子をみながらジャイロのセッティングを行っていきます。ステアリングのジャイロ設定が終わったら、次にスロットルも同じように設定していくという流れです。慣れてくれば、段々あたりが分かってきます。
どうですか? 参考になりましたか?
今月末に発売ですよ!
「無線周波数の設定」を変えると「モデルメモリー」に保存していた車体のデータが消えてしまったという苦い経験をされた方もいるんではないでしょうか?
実は、選択しているモデルのデータだけが消去されるだけで、選択されていないモデルのデータは生き残るんです!
なので、ファームウェアの更新や「無線周波数の設定」を変更するときは、先に、必ず使っていないモデルを選択してから、更新や設定変更を行なって下さい。
そうすれば、保存しておいたセッティングデータが削除されずに済みます!
本当はファームウェアの改修で、そのようなことが無いように出来ればと思うのですが、今しばらくは、上記の方法で凌いで頂けますと幸いです。
というわけで、今回は「KSS搭載ジャイロ付受信機」のセッティングの仕方と「Noble NB4」の「モデルメモリー」について、知っておくと便利なことをお伝えしました。
それでは、また次回!
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