皆さん、こんにちは。
ミニッツ開発担当の岩崎です。毎週月曜日はミニッツの話題をお届けいたします。
さて、毎月第二と最終週の日曜日にRCガレージR246にて開催している『ビギナーズデイ』において、お客様の車を拝見していてよく目にするのが今回のテーマ“ホイールベース”です。
ミニッツには86mm(S)、90mm(M)、94mm(L)、98mm(LL)、102mm(3L)、106mm(4L)と6通りのホイールベースがあります。あ、ホイールベースというのは前後の車軸間の距離のことです。今回は、このホイールベースが適正値から外れている車をよく見かけるという話題です。
本来、このホイールベースというのは左右で同じでなくてはなりません。
一般的にホイールベースが短いと曲がりやすい反面、直進性に劣ります。逆にロングホイールベースは安定するぶん、曲がりにくいとされます。この理論を念頭に1枚目の画像をご覧ください。
これはMM2モーターケースを装着した私のテスト車両ですが、本来赤い線で示しているようにシャシーの面に対してモーターケースが平行に装着されています。しかし、クラッシュや
モーターケースの付け外しの際に丸で囲んでいるビスを使いますが、よくある例として締め込み時に(ビスを右に回すので)モーターケースごと右にひねって装着してしまうことがあります。そうすると、黄色い線で示したように左右のホイールベースが変わってしまいます。
下記をご覧ください。
こうなると車体右側のホイールベースが短くなり、反対の左側が長くなってしまいます。このように組んでしまいますと、左右の旋回性が変わってしまい、
「車がまっすぐ走らない!」
「なんだか左右で曲がり方が違う!」
などの症状が発生します。
上記のような症状を感じた時は、一度シャシーのチェックをしてみてください。
1枚目の写真のようにシャシーを裏から見て、モーターケースの傾きを確認してください。装着ビスを締める際に右へ傾いて装着されている場合が多いと思います。
その場合、一度ビスを緩めて平行を保った状態でビスを締めなおしてください。
今回の記事ではMM2モーターケースを題材にしましたが、RM/HM/MM/LMなどのモーターケースでも同様です。
しっかりと調整して、まっすぐ走る車で楽しんでください。
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