今回は10月の東京ホビーショーで発表し、先日発売された『マッドクラッシャー』を紹介します。
RCカー開発担当の宮崎です。
まずは、マッドクラッシャーのベースとなったマシンを紹介させてください。
こちら! ご存知、ロングセラーの『マッドフォースクルーザー』です。
1/8スケールという迫力のサイズで、多少荒れた路面でも突き進むように走行していくのが魅力的なモデルです。
兄弟車でFO-XXというモデルもあります。
今回は、このマッドフォースの信頼おける駆動系はそのまま流用しつつ、サスペンションに手を加えて改良を行いました。
テーマは『走破性のアップ』!
サスペンションは新規設計のリンク式を採用しました。
その結果、外力に対してスムースで大きなストロークを取ることができ、しなやかに動くことで走破性により磨きをかけることができました。
先日、動画撮影を行いましたので、まずはこちらをご覧ください。
赤いボディがエンジン、青いボディが電動です。
この日は台風通過直後で、海岸には流木やゴミなど多くの漂流物がありました。
動画中にも映っていますが、その漂流物の上をフルスロットルで走り抜けても、ほとんど破綻することなく思い通りに運転することができました。
多少の凹凸があってもフルスロットルで走行できたので、仕事を忘れて本気で楽しんでしまいました。
スカっとしますね。
同行者も撮影後に走行させていましたが、とても楽しそうに操縦していました。
サーキットで繊細にラインに乗せてコントロールするのも楽しいですが、何も考えずにアクセルをいっぱいまで握るのもすごく楽しいですね。
エンジンと電動の両方を走行させましたが、どちらもそれぞれ良いところがありました。
絶対的な加速とパワー感は電動のほうが圧倒的でしたね。
広い場所での全開走行も速くて楽しいのですが、サーキットみたいな加速・減速を多用するところではさらに向いていると感じます。
ジャンプなんかも飛びやすかったですね。
ただ、今回のように広い場所で騒音もあまり気にならないところで走行させた場合は、エンジンのほうが楽しかったです。
音という要素が大きく影響していると思います。
エンジンは3速ミッションを装備しているので、ひたすらアクセルを握って変速音を楽しむのもアリです。
操縦している自分の前を通過する時のドップラー効果も楽しめます。
単純ですが、純粋に楽しいです。
サイズも大きいので走行場所という制約があり、すべての方にオススメするのは難しいですが、ちょっと足を伸ばしてでも楽しむ価値はあると思います。
もし、よかったらオモチャのひとつに加えてやってください。
最後に参考までに大きさがイメージできる写真も載せておきます。
では、また次回。
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