販促企画グループ ドローンレーサー担当の岩元です。
毎週金曜日は、Sea & Skyアイテムの話題をお届けします。
皆様ご存知のとおり、ドローンレーサーは“低空を這う”や“ホイールプロポで操作”といった、
これまでのドローンにはないコンセプトで企画されました。
開発中は紆余曲折ありましたが、製品版はプロジェクトメンバーが当初イメージしたとおりになりました。
さてさて、ここでもうひとつドローンレーサーの特色として忘れてはいけないのは、“ボディ”。R/Cカー的アプローチのボディを搭載したドローンは、ドローンレーサーが“初”ではないかと思います。
このドローンレーサーのボディですが、どうして誕生したかと申しますと、
私がプロジェクト会議で次のように発言したことがきっかけでした。
「ヒトデみたいなドローンは嫌だ!」
「ヒトデは5本だろ!」みたいなツッコミもあったりしましたが、私のこのワガママ(?)がきっかけで、ドローンレーサーにボディを載せることになりました。
※4本のヒトデもいるようです。
ボディを載せるといっても、イメージは私の頭にしかありません。
そこで、まずは試作を作ることになりました。
3Dプリンタで出力したフレームにラップを敷いて、100円ショップの紙粘土をべちょっ! と載せてコネました。そして、出来上がったのがコチラ!
いやはや、手作り感満載の出来栄えです(汗)
この紙粘土ボディをデザイナーのアラブルカさんにお見せして、いくつかのボディパターンをデザインしていただきました。
アラブルカさんのWEBページ
その中から選ばれて試作したのが、このボディです。
なんと! この段階ではボディにガードが付いていたのです!
しかし、困ったことにガード付きのボディは全然浮かない!(泣)
悩みに悩んで、開発リーダーの石川がとった行動が……
なんと、ガードをハサミで切る! でした(笑)
ワイルドにもほどがある展開になってまいりましたが……
ハサミで切ったボディがコチラ!
ここまでくると、G-ZEROの面影がありますよね!
「ドローンレーサーG-ZERO ダイナミックホワイト」
このボディの飛行特性が良好だったので、これをベースにアラブルカさんにデザインを再検討していただいた結果が製品版のボディとなりました。
この時の私はシステム管理室という部署に所属していて、こういった商品開発に関わるのが初めてだったこともあって、「製品作りは大変だな」と心から思いました。
このプロジェクトをきっかけに、世の中の商品への見る目が少しやさしくなりました(笑)
プロジェクトに携わったいろいろな人の想いが詰まったドローンレーサー。
皆様に末永く楽しんでいただきたく思います!
それでは。
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