オプティマミッドで京商カップに参戦!

皆さんこんにちは!京商 開発担当の浜崎です。

去る5月28日(土)に埼玉県のグリーンパークスピードウェイさんで開催された「京商カップ関東ブロック大会 ビンテージバギークラス」に復刻版のオプティマミッドで参戦しました!

当日は快晴で気温が高く、熱いレースになりました!


ビンテージバギークラスはエントリーが多く、色々なシャシーが参戦しているのがこのクラスの面白さです。


今回は、その時のオプティマミッドのセッティングデータを自分の備忘録を兼ねてご紹介いたします。


舗装路面でのビンテージバギーのセッティングはツーリングカーとは違った面白さが有り、4年前にターボオプティマで参加した時からハマってます!


事前練習の段階では、最高速の速さが魅力のアルティマも持ち込んでテストをしました。しかし、直線番長ではあるものの、コーナーではアンダーが強く、立ち上がりでウイリーしてしまうなど、終始冷静なドライビングが求められるので、集中力が長続きしない自分としては安定したタイムを狙えるオプティマミッドを選びました。


さて、レースから1か月経った今でもシャシーはレースで走ったその時のままの状態(整備しろ~!)なので、今更ながらの整備を兼ねて各部を見ていきましょう。


最初に、今回使ったオプションパーツを個人的に重要だと思う順にリストアップしました。


まず最初にタイヤとホイールです。2.2インチにサイズアップしました。オプティマミッドはギヤ比が制限されているので、少しでも速度が延びる様に・・・。


タイヤは1セットしか準備しなかったので事前練習、当日練習ヒート、予選、決勝を走ってかなり減りました・・。もっと減らしてる選手の方々もいましたね。

OTH247W 2.2インチ用ディッシュホイール(フロント)

OTH248W 2.2インチ用ディッシュホイール(リヤ)

FAT201SB フロントタイヤ(ソフト/ダートホグ)

FAT202SB リヤタイヤ(ソフト/ダートホグ)

次にボールデフ。


さらにオプションでタングステンカーバイトボールも有るのですが、今回は横着して以前ターボオプティマに使っていた物をメンテして流用しました。

OTW101 ボールデフ x2セット(前後用)

そしてユニバーサルシャフト。脱落防止に前後に装着しました。

OTW125B ユニバーサルスイングシャフト x2セット(前後用)

ショックスプリング。


フロントはソフト(シルバー)、リヤはMM(イエロー)を使いました。

OTW123 フロントショックスプリングセット(S/M/H)

UTW008 ファインセレクションリヤショックスプリングセット(MM/MH)

ターンバックルロッド類

92413 チタンアジャストロッド38mm x2セット

92416 チタンアジャストロッド50mm


カーボン系強化パーツ。

OTW136 カーボンフロントショックステー

OTW137 カーボンリヤショックステーセット

OTW138 カーボンプレートセット

OTW141 カーボンアッパーデッキ


CNC削り出しパーツ。

OTW139 CNCモータープレート

OTW140 HDミッドギヤ

OTW144 CNCデッキマウント


サーボセイバー強化パーツ

UT006 サーボセーバーセット ※矢印の部品をアルティマから外してOTW143の代用品にしました。

BRG007F フランジベアリング(3x6x2.5)


そしてオプティマミッド専用レギュレーションパーツ。

PNGS4820 スチールピニオンギヤ20T 1/48ピッチ

モーター、ESC、バッテリーはレギュレーションで決まっている物を使用。

これらを組込むのですが、まずは前後ダンパーのセッティングを説明します。


<ピストン>

取説通り、フロントA/リヤCで組みました。

<スペーサー>

前後ともダンパーの全長を短くするためにピストンとOリング押さえの間にスペーサーを4mm追加しました。

<シャフト長>

取説通りシャフトのネジが見えなくなるまでボールエンドを締め込みます。

長さはフロント16mm、リヤ28mmです。

<オイル>

オイルは#500を使いました。ちょっと硬めですが路面のグリップと車体のロールの感じは良かったです。

<取付穴>

前後ダンパーはそれぞれ写真の位置に取り付けます。(取説通りですが。)

<スプリングアジャスター>

フロント2.5mm / リヤ0mmにセット。

この状態でシャシーの地上高は

フロント24mm / リヤ17mmとリヤ下がりの状態です。

これは、苦手なお皿ゾーン攻略のためフロントをやや持ち上げて走破性を良くするのが狙いです。

ダンパーの次はキャンバー角です。

アッパーロッド取付位置は取説通りです。

この状態で測ると、

フロント0.5°、リヤ2°です。

トー角はほぼ0°です。

ここまでが足回りのセッティングです。

その他に、

ウイング角度はスペーサーなしで一番角度が付く状態

ベルトテンションは一つ張って2つ目の穴を使いました。

ポンダーステーはポリカ板を切って作りました。

ステアリングサーボに両面テープで固定し、ボディに合わせて斜めにカット。

当日、ポンダーに合わせてリーマーで穴を開けました。

サーボのサイズがロープロサイズなのでこの位置にポンダーを付けられますが、

標準サイズのサーボの場合はボディのルーフ部分に付けるのが良いと思います。

最後に、事前練習の時には思ったほど速度が伸びず、迷ったのですが、レース前日に完バラしてボールベアリングを脱脂して超極圧系のサラサラオイルを塗布し、回転抵抗を少しでも減らして最高速を伸ばす作戦を実行しました!そのおかげ?でレース当日は車が速くなった気がして?良く走りました!


ベアリングはレース後も無事でしたので、サラサラ系オイルでも1日は持ちますね。ただし、こまめにメンテしないと焼け付きそうです。コンディションを維持するのが面倒になるので、この辺は自己責任でやりましょう。


このセッティングで、当日の予選はベストラップは22秒54、予選13週5分10秒084という成績で3位まで行きました。しかし、決勝で苦手なお皿ゾーンに2回もハマってしまい15秒ほどロスして結局5位で終わってしまいました・・・。


車が良く走っていただけに、少し悔いが残る結果となりました。次回は8月6、7日にしらかば2in1サーキットさんで開催される北日本ブロック大会に参戦するために準備をしています!


ビンテージバギー、フェーザーMK2エキスパート、ファントムのトリプルエントリーで2日間楽しめる様に、あと1か月間、猛暑に負けずに練習とメンテをしていきたいと思います!


では。

KYOSHO RC BLOG

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