京商ファントム / ル・マンカップ 2023に参戦!

皆さん、こんにちは。京商SS開発担当の浜崎です。

水曜日のブログで古屋さんがマキノ・2in1チャレンジカップとミニッツカップファイナルの様子を紹介していました。


私も両イベントに参加し、特にマキノ・2in1チャレンジカップにはフェーザーエキスパート、ビンテージバギー、ファントムクラスにトリプルエントリーしてレースを堪能してきました!


今回は古屋さんが予告していた次回のネタを先取りしてしまう形ですが・・・2月5日に埼玉県飯能市にあるグリーンパークスピードウェイ様にて開催された「京商ファントム / ル・マンカップ 2023」の参戦レポをお届けします。


最終結果はぼやかしておきますので、そこは古屋さん、次回のブログでお願いします!!


さて、今回初開催された京商ファントム / ル・マンカップ 2023ですが、基本的な流れは昨年グリーンパークスピードウェイ様主催で開催されたファントムグランプリと同じです。


違いと言えば、今回のスペシャルゲルトの道上 龍選手の参戦!そして、昨年は発売されてなかったファントムExtの登場です!


前日の土曜日に設営~練習走行を行ないました。朝から快晴で温かく、作業するには良い天気でした。

計測、車検用のテーブルを配置してPAを設置、バナーやのぼりを取り付けて設営完了!

この頃にはコースコンディションは非常に良くなっていました。


練習走行ではタイヤ径とグリップ剤の選定を行ない夕方の少し気温が下がった時間に自己ベスト18秒台!が出ました!(ギリギリですが・・・)

そして当日。朝に寄ったコンビニで厚木とは違う飯能市の寒さを実感しつつ日の出前にコースに到着。ピットテーブルを見ると何か様子が・・・何とテーブルが全部凍ってるじゃありませんか??荷下ろし後すぐにスタッフ総出でテーブルの氷をガリガリと除去、取っても取っても凍っていくのでなかなか作業が進みません。

日が昇ってようやく展示品やピットの設営が終わり、受け付け開始。寒い中多くの選手に集まっていただきました。


受付ではモーターのkvチェックを行ない2800kv以下になっている事を確認してマーキング。モーター自体の性能差はほとんど無い状態です。


しかし、これだけ寒いとバッテリーのコンディションに差が出てしまい、何も対策していない松本選手とか・・・(笑)のバッテリーは事前の電圧チェックでかなり低い電圧でした。


今回の大会に意気込んでいる高麗選手は自作の保温バッグを持ち込んで、「バッテリー載せた状態でシャシーごと入れればタイヤも一緒に温まるから良いですよ~」

とニコニコしてました。

表には温度計、バッグの中には使い捨てカイロを10個入れてるそうです。凝ってますね。


ここまでしなくても使い捨てカイロの上にバッテリーを載せたり、ポケットにバッテリーを入れたりするだけでもバッテリーの低温化を防げるので気になる方は試してみてください。


スタートダッシュのパンチがアップしますよ~。


松本選手も昼前辺りから気温の上昇とともにバッテリー電圧が通常に戻ってきました(充電不良じゃなくて良かったです。)


予選ラウンドの組合せ、私はトップドライバーひしめくヒート5になってしまい、当然後ろの方からスタートしました。


1ラウンド目でまずまずのタイムが出て、ベストもギリギリ18秒台と前日の練習通り。この時点で暫定総合6位につけてひと安心。

2ラウンド目は若干ミスが出てタイムは7秒落ち。しかし何とか暫定総合6位をキープ。

3ラウンド目はミスはなかったもののアンダー傾向が出てきてタイムが伸びず・・。予選最終結果はサーキットオーナーの木崎さんに抜かれてしまい7位に後退。木崎さんはグリップ剤を使ってないと思えない速さで追いつきませんでした。順位は落ちましたが、何とかAメインに残る事ができました。(私のタイム、ラウンドのたびに悪くなってるのは気のせい?)P.Pは高麗選手、唯一の17周はさすが!

決勝の準備をしていたら高麗さんから「おきーるアンテナで助かったよ~」との情報を聞きつけて早速自分のExtにも装着!走りがどうなるかはさておき、コケたら10秒くらいロスるので保険として・・・。見たら松本選手のボディからも黒いアンテナがそびえ立ってました・・。考える事は同じですね。

写真のアンテナは向きを間違えていたので、スタート前に先端の輪っかが横を向く様に付け直しました。


そして決勝Aメインは7番グリッドからのスタート!15台でのレースなのでスタート直後の第一コーナーが鬼門!前後の車の動きに注意しつつコーナーへ侵入!


私が1コーナーを曲がる頃にはP.Pの高麗選手は3コーナーへ差し掛かっていました。速い~!その様子はこちらの動画をご覧ください。決勝Aメイン前半4分の動画です。(スミマセン、後半は撮れてませんでしたが、途中おきーるアンテナの効果が分かる映像が見られます・・・)

コーナーで縁石に乗って飛び・・次の瞬間、合成写真の様に空中でくるっと回って・・

無事に着地!この間約1秒!タイムロスは2秒ほどと最小限に抑えられました。

今回のレースレポはここまで。モヤモヤが残ったままではありますが、最終結果は古屋さんの次回ブログでレポートされると思いますのでお楽しみに。


さて、最後にもう少し。


今回のレース直前に新製品のオプションパーツEFW014リヤアジャストショックコンバージョンが発売されました。


高麗選手と事前に行ったコソ練の時にコレを渡して早速テストしてもらいました。


当時モノと新しいモノ、ノーマル等々を色々変えながらフィーリング比較して・・・。


結果としては高麗選手はリヤダンパーのピストン部分にスペーサーを入れてダンパー全長を短くしてました。


自重でシャシーが反らない程度にしたほうがハンドリングのフィーリングが良いそうです。

オイルは指定通りの#300、この辺は今後もう少しテストしたいとの事。


直前での変更にもかかわらずうまくセッティングを決めて抜群の回頭性が得られるのは、さすが高麗選手ですね。


今後フロントスプリングセットの発売も予定していますので自分のフィーリングに合ったセッティングが出来る様になりますよ~!まだまだファントム熱は冷めない様ですので、次回の開催を楽しみにしたいです!


では。

KYOSHO RC BLOG

京商株式会社RCオフィシャルブログです。これまで皆様に閲覧いただいておりました「R/C CAR BLOG」、「SEA & SKY BLOG」、「MINI-Z開発室ブログ」の3つのブログを統合しました。引き続き、製品情報や開発情報、イベント情報などをお届けして参りますので、どうぞ暖かい目でよろしくお願いします。

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