GPツーリングカー用オプションパーツの紹介

今年の京商カップの地区予選も終了し、残るは3月の本戦のみとなりましたが、その前に京商グランプリが、上の写真のSRTさんで開催されますね。


RCカー開発担当の宮崎です。


今回は前回に引き続きV-ONE R4用のオプションパーツとFW06用のパーツを紹介したいと思います。


前回のブログコンバージョンセットの紹介と、12月にリリースするパーツの写真をボカシで紹介しました。


ボカシの内容は今回紹介する予定だったのですが、大人の事情ですでに公開されているようですね。

ボカシを外した写真です。

これがマスダンパーです。

※写真は試作時のものです。


超簡単に言うとサスペンション以外の部分で、振動や衝撃を吸収するための装置のことを言います。


ちょっと構造を見てみましょう。

上下のバンパーに固定されたシャフトを軸にドーナッツ形状のウエイトが上下のスプリングで挟まれて配置されています。


簡単な構造ですね。

これで効果あるの?って考えますよね。


テストを始めた当初は自分もそう思ってました。


でもウエイトの重さやスプリングを何通りも試していくうちに、テストをしていた数名が同じウエイト・スプリングに辿り付いた時には、効果あるじゃんってなりました。


また、スプリングを使わずにウエイトを固定した状態とも比較しましたが、フィーリングは違い効果を感じられました。

では、どんな効果があるのでしょう?


うまく説明できないのですが、ギャップや縁石、加速やブレーキでの安定感が上がります。


このパーツを付けたときには実感しにくいのですが、外してみると明らかに車が不安定に感じます。


コース1周のラップタイムは劇的には上がりませんが、トータルタイムは上がる方向です。

つまり安定したミスの少ない走行が可能ということになります。


今でも時々外して確認してみますが、やはり効果は感じられます。なのでこのパーツは常に付けた状態で他でセットするようにしています。


セットには0.2mm厚のシムを2枚同梱してありますが、これを使用しスプリングにテンションを加えることで若干ですが、フィーリングも変わります。


この辺はお好みの世界になりますが、ぜひ試してみてください。


追:

コンバージョンセットは入荷してきているので今週には店頭に並ぶと思います。



そしてFW06用のパーツです。

アルミステアリングプレートです。


自分もFW06の担当になってから走り込んだのですが、サーキット走行に於いてはステアリング周りの剛性が気になっていました。


それで以前FW05用として扱っていたアルミ製のものを入手しテストを重ねて再販を決めました。


もうすでに市場には出回っていますが、改めて紹介します。


ビスを含め交換に必要なパーツは全て同梱されているので別途何かを準備する必要はありません。説明書に従って組み上げるだけです。


ただ1点注意して欲しいのが、プレートにはタイロッドの取付穴が2ヶ所あります。

しかも標準の樹脂のものに対して前後に少しずらしたところに開いています。

イラストのピンクが標準の樹脂プレートの取付穴です。


簡単に特性を説明します。


前側の穴を使用した場合、ステアリング初期の反応が上がります。

ただ、ステアリングを切り足した時に車が動きにくくなる傾向があるのでハンドルを切った瞬間に曲げるタイプの方向きですね。


後ろの穴を使用した場合は、初期の反応は若干落ちますが、ステアリングが全域に渡って反応するので、ステアリングをコーナーに合わせてゆっくり切ることが出来る方にはオススメです。


ただし、この特性はステアリングプレート単体での傾向であって、サスのセットや送信機の設定でどのようにも変えることができるので参考程度にしておいてください。


ちなみに自分は後ろ側の穴を使ってますが、違いを知るのも面白いので両方試してみてください。


FW06はGPカーの中ではパワーも控えめでエンジン入門としてはお勧めできる車です。

手軽にエンジンカーならではの、サウンドと煙を味わうことが出来ます。


京商カップなどレースはやっていますが、あまり過激にならないようにするためペースはゆっくり目ですが、徐々にオプションパーツも出していくのでぜひ手に入れて遊んでみてください。



おまけ1

先日エンジンバギーのINFERNO MP10とMP10eを紹介しましたが、今回は入門向けのINFERNO NEO 3.0というエンジンバギーのレディセットが発売されます。


すでに生産は終えていて、その量産モデルが送られてきたので早速長野のワデヤマサーキットで走らせてきました。

搭載されているエンジンはMP10レディセットと同じものなのでパワー感は全く一緒なので不満はなし。むしろキャスト製マフラーの方が下のトルクがあって運転しやすいくらいです。


車も熟成しきっているので破損もトラブルもなし。

タイヤも今回の湿った路面ではレースものに負けないほどのパフォーマンスで自分でもビックリ!


普通に遊ぶ分にはこれで十分ですね。

もし良かったら遊んでやってください!



おまけ2

10月、11月とRepoc RCさんの走行会でフラットダートを楽しんできました。

アウトローランページとダートマスターもちゃんと走らせてますよ。


例えば、タイヤのテストなんかしたり・・・

内緒の車だったり・・・


乞うご期待!



おまけ3

アヤセレーシングの重鎮、大槻氏主催の走行会が、今度の日曜(12/3)に御殿場の日光無線オフロードサーキットにて開催されます。


基本バギーカーであれば、電動・エンジン問わずにokとのことです。

これもユルイ走行会なのでぜひ遊びにきてください。

私も参加します。

たぶん・・


では!

KYOSHO RC BLOG

京商株式会社RCオフィシャルブログです。これまで皆様に閲覧いただいておりました「R/C CAR BLOG」、「SEA & SKY BLOG」、「MINI-Z開発室ブログ」の3つのブログを統合しました。引き続き、製品情報や開発情報、イベント情報などをお届けして参りますので、どうぞ暖かい目でよろしくお願いします。

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