皆さんこんにちは。京商SS開発担当の浜崎です。
今回のブログは今週末に開催される第3回 京商ファントム プラズマ ル・マンカップ2025に向けて新品シャシーをシェイクダウンしていますのでその様子をお届けします!
今回で3回目を迎えるこのレース、初代ファントムEP-4WDの復刻から始まりだんだんと回を重ねるごとに参加車両が増えて、今年はプラズマMk.3リミテッドも加わって3種類のシャシーでのレースとなりエントリー数は過去最高の70名近く集まって熱いレースが期待されます!
さて、3種類のシャシーと書きましたが80年代の当時を知っている方は「もう一つ有るよ~」とおっしゃるかと思います。
そうです。幻の名車「プラズマファントム」が有るんです。
なぜ幻かというと、当時キットとしては販売されずローカルレースでマニアの方々がファントムにプラズマMk3リミテッドのシャシーを合体させて走らせていた希少なマシンなのです。
ビンテージシリーズを企画するに当たって1987年の京商カタログを読んでいたら、91ページのプラズマMk.3のページに何と、「ファントムExtのパーツを使用することで4駆に変更可能」とさらりと書いてあるじゃないですか!!
と言う事は当時からある意味公式の改造車という位置付けなのでプラズマが発売されたら是非作ってみたいと思っていました。
前置きはこの辺にして、手元にあったゴールドファントムをベースに早速シャシーを組立ててテスト。
まずは近場の神奈川レジャーランド厚木店さんのカーペットコースに行きました。
写真左がファントムExt、右が今回製作したプラズマファントムです。アッパーデッキの形状とバッテリー位置の違いが分かります。
昨年レイアウトとカーペットが新しくなって走らせ易くなったこのコース、以前よりもラップタイムが1秒ほど短くなっています。ここではファントムExtはラップタイム8秒6がベストでしたが、プラズマファントムでは8秒4が出ました。
コーナリング時にシャシーが適度にロールしてインリフトが抑えられるので駆動の抜けが少ない様に感じます。
次にル・マンカップの会場であるグリーンパーク スピードウェイさんでテスト。
左はプラズマMk.3リミテッドです。メカレイアウトはそっくりですよね~。
この日は高麗選手と合同テストを行ないました。高麗選手は道上選手のシャシーのセットアップも行なうのでピットの上はシャシーがたくさん・・・。プラズマ、ファントム、プラズマファントムが並びます。
自身のプラズマMk3リミテッドのセッティングを入念に行ない満足できるタイムが出た様子です。道上選手のシャシーも良く走っていました。それぞれのタイムは内緒です。
私はこのコースではファントムExtでは20秒3がベストでしたが、ここでもプラズマファントムの方が20秒03という速いタイムが出ました。もう少しで19秒台。5分間のタイムは15周5分6秒で自分としては過去最高記録と言っても良いタイムでした。これがレースで出せればという妄想が膨らみます。高麗選手は当然の様に16周に入るんでしょうが・・・。
今のところ日曜日は雪予報が出ていて開催が微妙な感じではありますが、開催の決定は本日1月30日(木)午後に発表いたしますので天気が回復する様に皆さんで祈ってください!!
では。
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