皆さん、おはようございま~す!!
いろいろな開発担当の伊藤です。
一枚目の画像の動画は、PV画像ですが、すでにみなさんご覧になられていますか?
動画内で走行している車両はFW-06と言いまして、KYOSHO CUP 2020(速報レギュレーションはこちらから)から始まる新しいクラスの車両でもあります。
埼玉県飯能市のRCサーキット グリーンパークスピードウェイにお邪魔して、動画撮影を行ったのですが、その時に走行を担当したのは実は私なんですね(笑)
そんなこともあり、今回はFW-06クラスでも使えるオススメのサーボ紹介とステアリング周辺の可動部分をスムーズにする方法、それとテストでのデータ収集には欠かせない連続走行ができる受信機バッテリーの紹介をしたいと思います。
それでは、まずは分解です。
さて、今回のオススメするサーボは82273サーボ KS-5031-09MW です。
このサーボに変更するだけでも路面の凹凸やタイヤのグリップに対して物足りなかった保持力が増強されます。保持力が増強されると最高速度に達するホームストレート上で車線変更するのがし易くなったり、フラフラすることがありません。ステアリングの反応もよりダイレクトに感じるのでコーナリング中も行きたい方向に狙ったとおりに向きを変えられることが出来、クルマの挙動の反応が把握し易くなります。
サーボをメカボックスに取り付けたら、一旦おいといて。
次はステアリング周辺の可動部分がスムーズなのかチェックしていきます。
これは各部品の組付けで発生する摩擦抵抗により、ステアリングがセンターに戻りにくい、あるいは戻るまでのスピード遅延を無くす目的で行います。
では、まずは簡単なチェックとしてナックルが自重で落ちるか確認です。
ん~自重で落ちますが、ジワーっとゆっくり落ちるので、あまりスムーズではないようです。
なので、画像のように一旦ダンパーとステアリングリンケージ部分を外します。
ナックルの動きが渋くないかピロボールナットの締め具合を調整します。せっかくなので、サスアームがスムーズに上下するかも一緒に確認しながら調整します。
自重でスムーズに落ちるか確認。
いい感じです!
もしサスシャフトとサスアームが渋い場合は、36133 KRF アームリーマー(3.0mm) というのがあるので、サスアームにアームリーマーを通して穴を広げることも出来ますので、ご入用の方は購入してくださいね。
さて、次にステアリング周辺部分です。
サーボセイバーの部分はレディセットでは4箇所プラメタルが入っているのですが、せっかくなのでBRG002シールドベアリング(5x8x2.5)に変更し組立てます。
ステアリングのリンケージ部分は画像のように棒やすりで削り、ネジが抵抗無くスムーズに入るようにします。
組みつけの際もスムーズに可動するのか点検しながらネジを締めましょう。
最後にメカボックスを取り付けるのですが、燃料タンク側のナットは締めすぎないようにしましょう。締めすぎるとステアリングリンケージが渋くなるので要注意です!
これでステアリング周辺がとてもスムーズに仕上がりました!
実は組立後すでに走行させまして(写真が無くてすみません)(^^;)
今回の変更だけでも操縦性が大きく変わり、挙動が読みやすいクルマへと大変身しました!
車の挙動が読めればミスも減り、クルマを壊す可能性も低くなるので、余計な出費とタイムロスを防ぐことができますしね、いいこと尽くめです!
最後に受信機用バッテリーの紹介です。
せっかくサーキットに行ったのなら長く遊びたいし、電池ボックスの電池交換をして走行時間が減るのはもったいないので(乾電池代も以外にかかるので)、そういう意味でもORI12244 ORION 1700 レシーバーパック 俵型 (ユニプラグ) の受信機バッテリーに変更することをオススメします。
というわけで、今回はW-06ステアリング周辺とサーボの変更、そして受信機バッテリーの紹介をさせていただきました。
それではまた次回。
0コメント