皆さん、こんにちは。
R&Dグループの古屋です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
さて今日からKYOSHOホームページがリニューアルされました。https://rc.kyosho.com/ja/
パソコンはもちろん、スマホでもとっても見やすくなっていますので、是非この機会にKYOSHOのホームページをネットサーフィンしてお楽しみください。
リニューアルするとお気に入りから外れてしまったりあるかもしれませんが、その場合はごめんなさい、再登録設定を宜しくお願い致します。
さて7月に入りましたが、EPファントム4WDがいよいよ今月下旬に発売されます。
ビンテージシリーズ初のオンロードモデルですが、私たち世代(’67)には、もう“ドはまり”ではないでしょうか。
『よくぞ復刻してくれた、発売が楽しみ。』と期待のお声を早速頂いております。私も今か今かと発売を心待ちにしている一人です。楽しみですね~
デビュー当時はチェーンドライブによる4WDがとても衝撃的でしたが、今見ても、とてもシンプルかつ斬新で、更にメカニカルなレイアウトは何度見ても飽きない美しさだと思います。
当時はシャシーやメカプレートはプレスされたFRPの板材でプレス面はバサバサしていましたが、ビンテージ版はNC加工によりとてもシャープな切削面に仕上げられ、同様にNC加工されたアルミモーターマウントとのコンビネーションは質感を増し、高級感が楽しめるモデルに仕上がっています。
さて今日はEPファントム4WDの発売に合わせて開発したなくてはならないもう一つのアイテム、そうル・マン480Tモーターをご紹介したいと思います。
そもそもル・マン480Tの名前ですが、『480』は8分間=480秒、ここからネーミングされたました。
1/12電動レーシングのジャンルでは1970年代後半にアメリカ(ROAR)から始まった8分間の周回レースが日本のJMRCAの全日本選手権大会にも正式に採用される事が決まり、瞬く間に広まりました。8分レースは全日本だけでなく、ショップ主催のローカルレースもほとんどが8分レースに切り替わりました。
1985年総合カタログより
それまでは5周とか10周のスプリントレースが主体でしたので、ドキドキしなが取っ散らかっているうちにトップの選手がアッと言う間にゴールしてしまい、完走もままならないなんて事が珍しくない環境でしたので、8分間と言う長い時間を走らせる事ができるレース形式に『ミスしても頑張れば挽回できる。』期待と『長い時間楽しめる。』事で急速に広まったのではないかと思います。
1985年総合カタログより
当時KYOSHOからは480Sと480Tの2種類がラインナップされました。Sはスピード型(高回転型)、Tはトルク型です。当時はブラシモーターでしたが、ビンテージ版は現在主流のブラシレスモーターにてリリース致します。ビンテージ版はパワーソースをワンメイク化する狙いもあり、1種類のみの発売です。グリーンの480Tを標準設定としてブルーの480Sのアルマイトパーツとラベルが付属し、好みに応じてユーザーご自身に480Sに組み替えてドレスアップを楽しんで頂く形を採用しています。
もちろん外観は当時のイメージをそのまま引き継ぎ、モーター缶はピカピカのニッケルメッキ処理を施しました。
当時プラスチックの成型色で色分けされていたエンドベルはアルミパーツに発色の良いアルマイト処理を施し、ラベルも当時のデザインをそのまま引き継ぎ、高級感もアップしています。
更にスピードコントローラーはルマン240ESC(No.37051)を推奨していますが、480TモーターにはESC用の480Tと480Sのラベルが2種類付属しておりまして、モーターとESCをお揃いのコーデが楽します。
皆さんは480Tと480S、どちらにしますか?
今から発売が待ち遠しいですね・・・
先日、モノマガジンでEPファントム4WDが表紙を飾り、伝説の男『高麗淳一』氏と『松本裕之』氏が対談されましたが読んで頂けましたでしょうか。
https://www.monoshop.co.jp/products/detail.php?product_id=7737
EPファントム4WDを語る上では欠かせない両氏の存在ですが、ご本人の日程が合えば次回のブログに『高麗』氏にご登場をお願いしてみたいと思います。
では次回もお楽しみに!
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