皆さん、こんにちは。
R&Dグループの古屋です。
毎週水曜日はRCカーの話題をお届けいたします。
また、前回紹介しましたルマン480Tモーターですが、入荷が1週間ほど遅れてしまいました。キットと同時のご購入をご検討頂いていた皆様にはご迷惑をおかけしますが、8月上旬の発売予定になりますので、こちらも是非ご購入をお願い致します。
そして今日は前回予告致しましたが、スペシャルゲストの登場です!
伝説の男、『高麗 淳一さん』です。(パチパチパチ…)
早速ですが、高麗さんと言えば今から37年前。4駆革命を起こしたEPファントム4WDを操り、若干14歳の若さで並みいる強豪を抑え『1983年1/12電動レーシングカー全日本選手権』で見事に優勝を成し遂げ、一挙にスターダムにのし上がるという当時センセーショナルなデビューを果たしました。
更に千葉県浦安市で行われた『1985年度1/8エンジンレーシングカーの世界選手権日本大会』では惜しくも2度のエンジンストールで優勝こそ逃しましたが、レースを圧倒的にリードして、当時日本人初の世界選手権大会で準優勝を飾ったラジコン会のスーパースターであります。
当時、三和電子様(サンワプロポ)の広告にも起用され上目遣いの高麗淳一の写真と『頂点しか見ない』のコピーが印象的でした。
更に世界戦(日本大会)の翌週に行われた1/12電動レーシング全日本選手権で2度目の優勝を果たすなど、まさに電動とエンジンの両方のファントムを使いこなす“名実共にファントムのスペシャリスト”であります。
現在は都内にある実車のチューニングショップ“アデナウ”のスーパー店長をされています。
今現在は、R/Cの活動はしていませんが、実車のメンテナンスのプロとして幅広くご活躍をされています。ご多忙のお仕事が定休日の某日、弊社にEPファントム4WDを取りに来て頂きました。
高麗さんは私より年齢は2つ下ですが、当時の私はラジコンマガジンの高麗さんの記事をくまなく見て、とても影響を受けた方ですね。言わば私のラジコンの師匠であります。
高麗さんがレース当日の朝にボディをスプレーで1色塗装する『その日ボディ』の記事を見たら真似してレース当日にわざわざボディを塗ってみたり、、、
高麗さんのタイヤ径が超小径のタイヤと記事に書かれていれば、私の地元のサーキットは路面が凸凹なのに真似して超小径タイヤでシャシーをガリガリ擦りながら走ったり、、、、
とにかく高麗仕様を追いかければ、速くなれると信じて『真似』をしたのを覚えています。
そしてもう一方…
京商RCグループの『松本裕之』さんです。(パチパチパチ…)
松本さんは高麗さんと同じく『1983年の全日本選手権』に初デビューし、『1986年の1/12電動レーシング全日本選手権 駒沢大会』の決勝では、そのレースの序盤に大きくリードした高麗さんが、終盤にまさかのバッテリーダウンして下位と接触してもつれた間に、、、
松本さんが抜け出し、優勝と思いきやゴール目の前でまさかの横転している間に、広坂さんが逆転され、優勝こそ逃したものの、高麗氏を抑え見事準優勝。
それ以降1/12電動レーシングをこよなく愛し、全日本選手権に参加を続け、選手として未だ現役で活躍している1/12界の重鎮。
2011~2015までRoute246ガレージ(ショップ)の店長を任され、2016年から今日まで京商RCグループの催事担当として各地のイベントを運営するスタッフとして活動しているので、ご存知の方も多いと思います。
と言う訳でお二人に早速EPファントム4WDとルマン480モーターの贈呈で~す。
おふたりにはこれからマシンを組んで頂き、昔を思い出しながら実際にシェイクダウンとセッティングを行って頂き、30数年ぶりに復活したファントムのインプレッションをご披露頂きたいと思います。
お楽しみにしてください!
高麗さんが使用するメカは? もちろん三和プロポです。
この満足げな顔…。軽さと持った時のバランスの良さにびっくりされていました。
もちろんサーボも最新のPGS-HRです。
スピードコントローラーはSUPER VORTEX Gen2 PROです。
やる気が出ますよね。
では、高麗さん、松本さんはこれよりファントムの制作に入ります。
制作過程をご本人のFacebookでも配信されますので、お楽しみにしてください。
当時の車両と復刻版を見比べる高麗さん。
だんだん当時の事を思い出してきたそうです。
マシーン1、にお懐かしいでしょ~
次回タイミングが合えば高麗さん松本さんのシェイクダウンの様子をお届けしたいと思います。
では次回もお楽しみに!
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